1.2年ほど前から、
ガスコンロが古くなっていろいろと心配なので、買い替えたいと言っていた母。
最初はガスではなくIHにした方がいいのかと悩んでいましたが、
昨年電器店で相談したところ、
1.実家はマンションなので、基礎工事が必要になること
2.その工事が可能かどうかも確認が必要
3.電気の基本料金が上がること
とのこと。
また、母自身も、80過ぎて新しい機器を使いこなせることができるか、かなり不安で、
結局IHは諦めることにしました。
でも、なかなか新しいものを買うという行動に移せなかったのですが、
ようやく先日、私も一緒にお店に行き、今使っているものと同じタイプのコンロを注文しました。
そして、先週末、設置が完了。
私も立ち会って、簡単な使い方を母と一緒に聞きました。
以前と同じ種類のものなので、安心していたのですが、、、
その翌朝、母から電話がありました。
「ガスコンロが新しいから怖くて使えない。ガスの元栓を説明書通りにしようとしてもできない。変なコンロを置いていったのではないか？」
と。
また、クレーマー気質が出現
「元栓はそれぞれの家庭で違うから、イラストと違うかもしれない。今まで通りの開け方でいい。」
と伝えて、ガス漏れするようなものではないから、大丈夫だと話しました。
母も、以前と同じなのね、と念を押しながら、
じゃあやってみる、と電話を切りました。
それから連絡がなかったので、できたんだなぁと思っていたら、
その翌日。
県内に大雨特別警報が出ていた月曜日の朝、
母からまた電話が
「説明書と違うコンロを持ってきたんじゃないか？ 元栓の向きが違うから何も出来ない。お店の人に来てもらおうと思う。」
と。。。
いやいや、お店の人に来てもらうようなことでは無いはず。
しかも、特別警報出てる中、そんなことで呼ぶのも申し訳ない。
雷雨が気になって本当は行きたくなかったけど、
「私が行くからお店には電話しないで。」
と話しました。
すると、
「危ないから来なくていい。近くのコンビニにお弁当買いに行く」
と。
そっちの方が心配だったので、
バタバタと行く用意をしていたら、
大雨の中、早朝に出勤した夫から
「今から帰る」と。
そこで、夫の帰宅を待ち、車で実家に連れて行ってもらいました。
その頃には雨もほとんど小降りだったので、
問題なく動けました。
実家に行くと、母は
「もうすぐお店の人が来るから」
と。
既に電話したようです
来られる前に、元栓と取扱説明書を見比べたところ、
説明書のイラストのガス栓が、実家とは違った向きにあるので、
ツマミの縦と横の向きが、説明書と実家のものとでは反対になるのでした。
うーん、でも、こんなの考えたらわかることだし、
以前と同じ元栓なので、
改めて大騒ぎすることでもないのに
母に再度説明してたら、お店の人も到着して、
同じようにお話されました
取扱説明書のイラストは違うので気にしないようにと言って、終了。
お店の人には、お詫び&お礼をひたすら言いました
大丈夫ですよー！と笑顔で言ってくださって、
いい方で良かったです
その後、母がお昼ご飯を作るのにコンロがちゃんと使えるか見守ってから、私も帰りました。
もの忘れだけでなく、
このような認識力のようなものまでも弱まっていくのかと、
改めて母の脳の変化を感じました。。。
辛いけど、仕方ないですね
ただ、すぐお店に文句を言おうとするのだけは、
どうかやめて欲しいものです