左矢印クリニックを受診するまで

 

2017年2月初旬

 
乳腺クリニックに約15年ぶりに行きました。
玄関には靴がいっぱいびっくり
昔も多かったけど、さらに検診を受ける人が増えているようです。
 
このクリニック、うりはマンモもエコーもすべて女性がしてくれること。
先生だけが男性で、異常がなければ触診もないので、若い頃はそれだけでも気が楽でした。
 
受付で問診票を渡され、自覚症状を書くことに。
しこりがあること、
とにかく気持ち悪いこと、
(実は年が明けてから左胸がもやもやもわもわ気持ち悪くて、たまに眠れないくらい不快感がありました。)
ほんの少しかゆみもあること、
書きながら、やっぱりガンだろうなぁとぼんやり思いました。
 
名前を呼ばれて検査着に着替え、中の待合室に。
すぐに問診室に呼ばれました。
私が書いた問診票を見ながら、看護師さん無表情で
「しこりはどこですか?」
その言い方が詰問調。。。
ありえない、こっちは不安な気持ちできてるのに。
 
私はバンザイしないとしこりが見つからないので、
その怖い看護師の前でバンザイしてここです、みたいな間抜けな図でした。
 
確かこの看護師、昔もいたな。
こんな感じだったな、とイラッとしながら思い出しました。
 
その後、マンモ、エコーと検査が終わり、
中の待合室で待っていたら、マンモ部屋からお呼びが。
 
追加で撮ります!と。
 
私のしこりは普通に挟んだら写らない場所なので、
追加は当然かと。
とにかくそのしこりが写るように、
技師さんと私とで必死。
機械にしがみつくような格好をしながら、
なんとか撮れたようで終了。
 
そして、診察室へ呼ばれました。
 
エコーとマンモの画像が掲示されていましたが、
エコーにはしっかりくっきりまぁるいしこりが拡大されていました。
 
先生、淡々と「ちょっと見せてください」と言って
しこりをチェック。
「はい、ここにありますね。画像にもすべて写っていますね。」
苦労して撮ったマンモは、ぎりぎり端にちっちゃく丸いしこりが写ってました。
 
「しこりがあるのは間違いないので、検査しないといけません。針を刺して組織取って癌かどうか調べるので、来れる日を予約して帰ってください。」
 
淡々と言われて終了。
 
やっぱりか…覚悟はしていたものの、「針刺して」が怖くて怖くて滝汗滝汗滝汗
 
それに、先生昔はもっと笑顔で優しかったのに、
無表情で怖い。。
近所では人気のクリニックだったのに、
こんなに先生も看護師も怖いなんて。
ここが検査までの病院でよかったーと思いながら帰りました。
 
再検査の日は、悩んだ末、
会社の最終出社日の後、SHINeeのコンサートに2日間行った次の日にしました。
検査が怖くて怖くてたまらないけれど、コンサートの余韻が残っていたら何とか頑張れるかなと思って。
 
でも、この段階でもまだ夫には言えませんでした。
もちろん、近くに住んでいる両親や、
遠くで生活している娘にも。
できることなら、みんなに内緒にして手術してしまおうかとすら、考えていました。