大切な存在のあなたへ
先日野球の審判に行った夫が「今度こそ
辞める!」と言い出しました。
夫の話を聞いてみると自分の審判に対して
だけでなく服装に関しても色々文句を言わ
れたそうです。
夫はすぐに審判ができるように審判服を
着て球場に行ったそうです。
すると最初から審判服を着るのではなく
別の服を着て球場に来てから着替える
ように注意されたのです。
そして審判に関しても色々注意を受けた
ので夫は迷惑をかけるから辞める事を考
えていると伝えたのです。
すると途端に「失敗は誰にでもある事だ
から何も辞めなくても・・」と文句を言
っていた人が急に止めに入ったそうです。
まるで今までDVをしていた夫が妻から
離婚を切り出されて焦って止めようとし
ているような感じでしょうか(笑)
夫はもうこれ以上審判は続けたくないと
言っています。
野球の審判はボランティアなのでいつ辞
めても問題ないのです。
ボランティアなのに散々文句を言われたら
誰もやりたくなくなりますよね。
私も夫の泥汚れのひどい審判用の服を洗
うのは大変なので辞めてもらっていいです。
さて話が変わりますがテレビで新海誠
監督の「すずめの戸締り」の映画を観
ました。
ネタバレがあるのでこれから観る予定の
方はお読みにならないでくださいね。
主人公のすずめは震災でお母さんを亡く
しています。
でも子供の頃にお母さんが亡くなったこ
とで傷ついてそのことを認めたくなかっ
たのかなと感じました。
私達は過去の辛い出来事を無意識になか
ったことにすることがあります。
それはその時の辛い感情を思い出したく
ないから無意識にしています。
自分ではそんなつもりはなくてもです。
例えば異性からのぞきをされたとか盗撮を
されたなどの性犯罪にあったとします。
接触性の犯罪に比べて非接触性の性犯罪
は本人も周囲もあまり大きな問題にしな
いことがあります。
でも実は自分が思っている以上に傷つい
ていて潜在意識では覚えているけれど頭
では忘れてしまうこともあります。
頭では忘れていても潜在意識が覚えてい
るのでなぜか異性とのトラブルを抱えた
り人間関係で悩むことがあります。
そんな時にセラピーをすると実は子供の
頃に傷ついた体験をしていたことに気が
付きます。
つまり人間関係のトラブルは過去に傷つい
た自分からのメッセージである事があります。
すずめの戸締りの話に戻ると主人公は子供の
頃に傷ついていた自分と会って話をします。
そのことで過去の自分が癒され、扉を閉めて
現在に戻ることが出来ました。
すずめの戸締りのラストがとてもさわや
かな印象なのは過去の自分を癒すことが
出来たからではないでしょうか。
この映画は話題になっていたので観た事
がある方もいるのではないでしょうか?
覚えていないけれど過去に傷ついた自分を
癒すことはとても大切な事です。
皆さんは思い出したくない過去を無意識
になかったことにしていませんか?
私は結構ありました
今日も一日断酒が出来ました。
ありがとうございました。
アルコール依存症の家族に振り回されな
いためのインナーチャイルドセラピー