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今回の一時帰国中、私にとっての最大の楽しみだった「レ・ミゼラブル」観劇。
NYに戻る前日、プレオーダーで唯一当選した本公演初日の昼公演に行ってきました。
素晴らしかったです!!!
NYに来てから、メトロポリタンオペラにずいぶん通いました。オペラはここしか知りませんが、NYでミュージカルを見ると、やはりオペラは別格・・・と感じることもあります(求めているものが違うのでそれで良いのですが)。が、この帝劇「レ・ミゼラブル」は、オペラに負けない奥行きと内容の濃さ。私などが今更いうまでもなく、見せ場の連続で息つく暇もありません。オペラには「見せ場」といわば「流す場面」がありますが、レミゼには「流す場面」がほとんどありません。
特に、ファンテーヌがジャン・バルジャンにコゼットを託して死ぬシーンでは涙が止まりませんでした。ただの観客なのに、見終えた後はいつも以上にぐったりでした(笑)。
前日の夕方から余震が活発化していて、この日は朝にも大き目の余震、そして上演開始から1時間経った頃にも比較的大きな地震がありました。舞台上はバリケードの場面で、ホールの壁かセットが、がたがたと金属的な音を立てて大きく揺れ客席もざわめきました。が舞台は何事もないかのように進行し、無事終演。このご時勢ですので、公演中に地震があった場合の対応なども決められているのでしょう。とはいえ、バリケードの上に人がいるときに地震が起きたら危険もあるのではないかと心配です。余震も続く中、千秋楽までどうか無事に迎えられるよう祈らずにはいられません。
レミゼは留学直前の2009年10月にも拝見しているのですが、そのときはとても疲れていたのと、実は初観劇(ずっと見たかったのですが、仕事が忙しかったり子供が小さくて観劇に出かける余裕がない時期が10年ほど続きました・・・)であまりに多くのことが詰まった舞台を正直咀嚼しきれずにいた部分があったのですが、今回はしっかりお話に身を委ねることができました。本当に素晴らしかったです!!
ジャン・バルジャンの山口さん。高音に少し特徴のあるお声が多くの人を惹きつけることを、今回心から納得しました。CDも山口さん版を購入。
マリウスのいっくんも素晴らしかった。雑誌でご本人も語っておられるとおり、余分な物をそぎ落とし、そこに純粋なマリウスが浮かび上がり引き込まれました。
他のキャストでももっともっと見たい!!
でも、残念ながら叶わない見込み。うぅ、、6月に1週間だけでもいいから戻ってきたい。。。。
劇場で関連雑誌なども買い込み、翌日、帰りの飛行機で夢中になって読みました。芸能雑誌をこんなに一生懸命読むなんて、アイドルに夢中になった小学生時代以来かも(笑)
一体どこまで行ってしまうのか・・
日本の電力が原発に頼る割合、何パーセントかご存知ですか?
30%だそうです。お恥ずかしながら、私、今回の震災を受けたBBCニュースの解説で初めて知りました。その昔学校でも勉強したはずですが、数字は忘れてしまいましたし、その頃より割合は増えているのではないかと思います。確か、フランスは70%と当時覚えました。
関東地方の電力供給が東北の犠牲(危険と背中合わせという)の上に成り立っていることは以前から言われていたことではあります。また、原子炉が耐用年数10年と言われながら、すでに30年以上経過しているわけですが、技術的・政治的な問題が絡み一筋縄ではいかないのもわかります。でも、そうした歪みが最悪の形で出てしまったようです。
地震による直接的な被害はほとんどなかった都心部でも、いろいろな形で影響が出ています。
計画停電。関係のない地域ではあまり報道されることもないと思いますが、朝6時から夜10時まで、地域により交代で1日3時間、あるいは3時間×2回、電気が止まる---家の冷蔵庫も、エレベータも、水道の水も出ない、固定電話も、テレビ、インターネットも、基地局が使えないので停止、そしてそんな日々がいつまで続くかわからないとは、どんなに心細いことでしょう。
都心が停電の対象外とされる一方、電気の供給が辛うじて残っている被災地でも停電対象とされている地域もあるそうで、供給ラインの都合もあるのでしょうが、お気の毒でなりません。
節電のため電車も運休し、私鉄は午後3時半で終了とか、午後じゅう止まり夕方5時から7時だけ運行、とか、そんな状態です。私の実家は都心部に近く停電の対象地域から外れていますが、夫は通勤の足も止まり、今日からは停電の実施もありそうです。夫は今週後半にこちらへ訪ねてくる予定にしていますが、成田エクスプレスも運行していないので高速バスを予約したと言っていました。
私が働いていた東京のオフィスもビル全体が一区画ずつ電子ロックで管理されています。そんなところでも電気は大量に使用されているはず。なのに、同じ発電所から送電を受ける被災地で寒くて怖い思いをしている人の電気を止めるなんて、やりきれません。
そして、都心部でもスーパーからは物が消えているそうです。
都心の港区に住む別の友達はお米を買い置きし損ね、冷凍庫のお餅で当面凌ぐしかないと言っていました。1歳になったばかりのお嬢ちゃんもいるのに、心配です。
ちょっと、興奮して書きすぎてしまったかもしれません。でも、今の私にできることは「伝えること」だと思っています。読んでいただき、ありがとうございました。



