私の体験記 Aくん 7歳男児 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

今日は私の体験記です。

 

Aくんは7歳の男の子で、私が今年の8月中旬に出会った時は、うながされれば こんにちは とか ありがとう とかは言えるけれど、その他はほとんど喋らない子でした。

 

週5日小学校に行き(半分は特別支援級 半分は通常クラス)週4時間ほど私と二人で過ごし(Aくんのおうちに私が通っています。お母さんにはその間外出してお買い物したりお友達と会ったり楽しんでもらってます)、家にいる時はお母さんがサンライズプログラムをベースにして子育てをしています。ワンベッドルームのマンションに住んでいるので、特にプレイルームは作っていません。

 

もともとAくんは重度の自閉症という診断を受けていて、公立の小学校に通っていましたが、コロラドではコロナ禍で3月中旬から学校がすべてオンラインに切り替わり、ステイアットホーム令が出されて不要不急の時以外は家から出られなくなりました。そこから3ヶ月、息子さんと一日中家で過ごすことに疲れ果てたお母さんが、サンライズプログラムのオンラインコースを見つけて7月に受講し、家でこのプログラムを参考にして息子さんと接するようになったそうです。

 

私がそのご家族と出会ったのが8月中旬で、ちょうどコロラドでは新学期が始まったところでした。5ヶ月のブランクを経て2年生になったAくんのあまりの変わりように先生方やスペシャリストや、クラスメイトまで びっくり仰天したそうです。 いままでは一緒のクラスにいても いつも一人の世界にいて他の人と関わろうとしなかったAくんが、まだそこまで言葉は出ませんが、いきなり人のことを見たり人の呼びかけに反応したりするようになり、クラスメイトも喜んでくれてみんながとても親切にしてくれるそうです。学校ではアイパッドを使ってコミュニケーションを取っていましたが、新学期が始まって1週間もたたずに Aくんは先生から アイパッドは必要ありません。とお墨付きをもらったのでした! 

 

以前はずっと一人の世界にこもって、目も合わせてくれなかったし、特別支援がどのくらいのレベル必要かを調べに専門家が家に来てくれた時には、知らない人が来たことにパニックを起こして大騒ぎしてしまったそうです。私が初めてAくんの家に行った時は、恥ずかしそうにしていたけれど、全然慌てたりしなくて、お母さんがサクッと出かけてしまって私と二人きりになっても全く平気だったのでそれを聞いてびっくりしました。

 

Aくんファミリーからは、本当にたくさん学ばせてもらっているので、まだまだたくさんシェアしたいことがあります。ボチボチとアップデートしていきますね。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。


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