ブログを始めた理由 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

はじめまして!

 

私のブログを読んでいただいてありがとうございます! 不思議なご縁で巡り会えたことを嬉しく思います。

 

どうしても日本の皆様とシェアしたいことがあって、ブログをはじめてみました。

 

いろいろと大人の事情などもありますので、私のブログを読んで頂く前に、必ずこの記事をお読みいただくことをお願いしています。 よろしくおねがいします。

 

22年前からアメリカに住んでいます。最初はカリフォルニア州のシリコンバレーに、そして12年前からはコロラド州デンバー近郊に住んでいます。アメリカ人の夫と2004年生まれの息子、2008年生まれの娘、それからシェルターで出会った猫2匹と一緒に暮らしています。

子供が生まれるまで6年間アメリカの会社でフルタイムで働いていましたが、子供が生まれてからは専業主婦をしていました。子供が学校に行くようになった後、学校関係のパートを始めました。最初は高校のカフェテリアのおばちゃんを、その後は公立のプリスクール(3−5才児のための学校。義務教育ではない)で、通常の先生やスペシャリストやアシスタントがお休みした時などに代わりにクラスに入る仕事をしています。公立の学校なので、スペシャルニーズ(特別支援)の認定を受けた子供は授業料が免除になったり、特別なスクールバスの利用ができたり、スペシャリストの先生も充実しているため、クラスの半分以上が何らかのスペシャルニーズを持つ子供ということも珍しくありません。仕事柄 いろいろな学校のいろいろなクラスに派遣されるため、今まで数十クラスで働き、多くの先生やスペシャリスト、300人以上の3−5歳児と接する機会がありました。その中で、自分が自閉症スペクトラムの子供たちに非常に興味があることに気づき、仕事で出会ったいろいろな先生方やスペシャリストの方に質問したり、いろいろな本を読んだりネットで情報収集したり、講演、オンラインクラス、オンラインセミナーやオンラインサミットなどを視聴して自分なりにいろいろと学んできました。

 

そして2020年のパンデミックの影響で3月半ばからステイアットホームとなり、学校もオンラインに切り替わり、全く仕事の声がかからなくなりました。 そしてたくさんの会社がいろいろなサービスをオンラインに切り替え始め、家から気軽にオンラインでいろいろなことが学べるようになりました。 その中で7月下旬に、自閉症のお子さん(成人も含む)を持つご家族を対象とした 既存のやり方の反対を行くような、サンライズプログラムのオンラインバーチャル1週間集中スタートアップコースに参加しました。 サンライズプログラムでは、もうまさに目から鱗がボロボロと落ち続けるという感じの発見の連続で、私が今までいろいろなプリスクールをめぐりながらなんとなくしっくりときていなかったことがすべて肯定されたというか、あ、やっぱり私の感じたことは間違っていなかったんだということがわかりました。

 

今はそこから学んだことを元に自分なりにいろいろと勉強や経験を重ねています。 私が日本の皆様にシェアしたいのは一言で言えば、とにかく自閉症スペクトラムの子供に寄り添い、まず親がその子の世界を全肯定してそこに入っていくこと。そして揺るぎない絆を作り上げた上で初めてその子がこちらの世界に興味をもち、入ってこれるような道筋を作り上げることです。最終的な目標として、先輩ママが使った例えで、私がものすごくしっくりときたのは、自閉症スペクトラムと定型発達の両方の世界を自分で選択して自由に行き来できる脳神経のバイリンガルを作り出すことだと思っています。

自閉症スペクトラムの子どもたちはえてして、セラピーという名のもとに、本当の自分というものを否定され、「普通」の行動をするように矯正され、本来ならば当たり前であるはずの人間としての尊厳を踏みにじられる傾向にあります。このやり方では、最終的に子どもたちは自身を守るために攻撃的になるか、人から指示されないと何もできなくなるかのどちらかになります。

 

私の師匠はたくさんの自閉症を抜け出した子どもたちを知っていますが、その子達はひとり残らず、間違いなく、誰かに強制されたのではなくて、自分の意志で、自閉症の世界を抜け出てこちら側の世界に住むことを選択したのだそうです。 だから、本当に大切なのは、表面上「普通」の行動をとることを教えることではなくて、彼らが自閉症の世界を抜け出してこちら側の世界にも住みたいと思えるような接し方をすることなんです。

 

このやり方は親も幸せにします。 子供も幸せにします。

 

親御さんの幸せも本当に大切です。どうしても子供を優先して、いつもいつも自分を後回しにしてしまって 精神的に追い詰められてしまう親御さんもたくさんいらっしゃると思います。 オレンジをギュッと絞るとオレンジジュースが溢れてきます。それと同じように、自分の中に不安、恐れ、自己嫌悪などが充満していれば、お子さんと接するときに溢れ出てくるのは自然とそういうものになります。自分が持っていないものを人にあげることができないのと同じように、そのままのご自分をいつくしんで愛してあげられるようになって初めて、お子さんへ溢れ出る愛情をたくさん注いであげることができるようになると思うのです。

 

だから私はこの考え方を日本の皆さんにもシェアしたくて今更ブログを始めました。

 

このブログは私がサンライズプログラムのオンライン1週間集中スタートアップコースで学んだことを私なりに吸収し、私のプリスクールでのいろいろな経験や、セミナー、インタビュー、ワークショップ、オンラインサミット、トレーニング、コンサルテーション、さまざまな講座、リサーチ、書籍などから学んだこと、また自分自身が自閉症スペクトラムのお子さんを持つご家庭でボランティアさせていただいている中で経験したことなどをすべて加えて、それを消化吸収した上で、今の時点で私がベストだと感じている自閉症スペクトラムの人との接し方やご家族や周りの人々、先生やスペシャリストの方のお役に立てるような情報をまとめたものです。

 

私が推奨したい接し方の基本には

サンライズプログラム (オンラインバーチャル1週間集中スタートアップコースと9ヶ月のオンラインコース)

尊敬する先輩ママ達やスペシャリストから教えてもらったこと

ブレインワークス (6ヶ月のオンラインプログラム)

ドリームビルダー (1年間のオンラインプログラム)

バイオメディカルアプローチ (さまざまなセミナー、サミット、インタビュー、書籍、オンラインプログラムから学んだこと)

センソリープロセシング (プリスクールでOTの先生から学んだこと、さまざまなセミナー、サミット、インタビュー、書籍、オンラインプログラムから学んだこと)

東洋医学 (氣功やプロの鍼灸師の実妹から学んだ東洋医学)

書籍やインターネットから学んだこと

アメリカの公立のプリスクールの特別支援のサブスティテュートとして30クラス以上延べ300人以上の3−5歳児と接した経験

職場のトレーニングで学んだこと

様々なオンラインサミットから学んだこと(トランスフォーム チャレンジングビヘイビョアーサミット、プレイファーストサミット、グローバルオーティズムサミット、トランスフォーミング トドラーフッドサミット、ヌリッシングホープ サミット、オーティズムリカバリーサミット、オートイミューン サミット、サクシード ウィズ ADHD サミット、ペアレンティング オーティズム サミット等々)

自閉症スペクトラムのお子さんを持つご家庭でのボランティアを通した経験から学んだこと

グローバルオーティズムソリューションでのトレーニングやワークショップ

自分の子育て〜!(爆)

(プラスこれからいろいろと学んでいくことも取り入れる予定です。)

 

などがあります。 

 

いろんな情報や知識や経験がごったまぜになった脳みそから絞り出して、できる限り系統立てて記事にしています。

最初はこのやり方はどこどこから学びましたって書いていたんですが、私のレンズを通しているし、いろんな不純物も混じっているし、自分の経験から自分流のやり方になっていたりもするので、そういう風に書くと誤解を生むかもしれないし、私が学んだ一つ一つの独立したメソッドが間違って伝わってしまっては申し訳ないと思い、こちらの記事を書きました。

 

ということで、記事には特に出典を記載していませんが、すべて上に揚げたいろいろな方々からの情報や経験を元に私が個人的に提案するやり方であることをご了承ください。

 

また、私は特別なライセンスも資格も持っておりません。一切の責任は負いかねますので、 

皆様 私のブログ記事を参考にされましても、自己責任でご自身のやり方を作り上げていってくださることをお願いします。

 

大変長くなってしまい申し訳ありません。

 

最後までお読みいただいてありがとうございます!

 


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