明日11/21(土)更新いたします
数十分後、お楽しみに~
溝口健二監督作品、
『赤線地帯』(あかせんちたい)をコンシェルジュするわ…
1956年公開。
溝口作品としては1954年『噂の女』以来の現代劇。
公開後に溝口が死去したため遺作となる。
昭和の錚々たる顔ぶれに
感動します。
演技に迫力があるわ
監督 | 溝口健二 |
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脚本 | 成澤昌茂 |
原作 | 芝木好子(一部) |
製作 | 永田雅一 |
【出演】 若尾文子 三益愛子 町田博子 京マチ子 木暮実千代 川上康子 進藤英太郎 沢村貞子 浦辺粂子 十朱久雄 加東大介 多々良純 田中春男 |
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音楽 | 黛敏郎 |
撮影 | 宮川一夫 |
編集 | 菅沼完二 |
内容:
売春防止法案が国会で審議されている頃、
吉原の「夢の里」では娼婦たちがそれぞれの事情を負って生きていた。
より江(町田博子)は普通の主婦に憧れている。
ハナエ(木暮実千代)は病気の夫と幼子を抱えて一家の家計を支えている。
ゆめ子(三益愛子)は一人息子との同居を夢見ている。
やすみ(若尾文子)は客を騙して金を貯め、
仲間の娼婦に金貸しを行って更に貯金を増やしていた。
不良娘のミッキー(京マチ子)も加わり「夢の里」は華やぐが、
結婚したより江は夫婦生活が破綻。
ハナエの夫は将来を悲観して自殺未遂。
ミッキーは自分を連れ戻しに来た父親を、
女癖の悪さを責めて追い返す。
ゆめ子は愛する息子に自分の仕事を否定されて発狂。
やすみは自分に貢ぐために横領した客に殺されかける。
ラジオが法案の流産を伝え、
行き場のない彼女たちは今日も勤めに出る。
しかしやすみだけは倒産して夜逃げした元客の貸布団屋を買い取って女主人に納まり。
退勤したやすみに変わって、下働きのしず子(川上康子)が勤めに出る事になる。
着物を換え、蠱惑的な化粧を施されるしず子。
女たちがあからさまに男たちの袖を引く中、
ためらいながら、
しず子は男を誘いかける……。
興味がある方はDVDでいかがでしょうか・・・
素敵な俳優シリーズ:シリーズ化することにしたわ
木暮 実千代(こぐれ みちよ)
1918年1月31日 - 1990年6月13日)は、日本の女優。身長159cm。
本名:和田 つま(わだ つま)。
日本大学芸術学部在学中に田中絹代に見出される。
日本人離れしたルックスとスタイル
悩殺的でコケティッシュな色気
純情可憐型が主流の松竹では恋敵役が多数。
マスコミの仕事に従事する夫の仕事の関係で夫妻とも満州に渡る。
終戦にあたって厳しい道中を乗り越えて帰国、
翌年の1947年松竹に復帰して女優業を再開。
妖艶な悪女役が多かったが、
終戦後の開放された世相の中では精彩を放つ存在となる。
特に1949年の『青い山脈』での芸者役で毎日映画コンクール助演女優賞を受賞。
妖艶な「ヴァンプ女優」として名を馳せる。
350本以上の映画に出演。
CM出演した女優第一号でもあり、
ジュジュ化粧品では「マダム・ジュジュ」、(最近、ひそかに?!人気がある商品ね)
三洋電機では「サンヨー夫人」として長年親しまれたわ
素敵な映画に逢いましょう・・・♡
チャオ~