明日11/6(土)更新いたします
溝口健二監督の作品をコンシェルジュするわ。
昭和時代を感じてください。
では、数時間後にお逢いいたしましょう
♠国際的な寅さんの作品をご紹介するわ
『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』
1989年8月5日に公開
寅さんシリーズ、
wakaba嬢ベストファイブに入る
作品の1本よ❣️
男はつらいよシリーズの41作目。同時上映は『夢見通りの人々』。
オーストリア ウィーン市の積極的な招聘を受け、
ついに寅さんがヨーロッパへ
寅さんが海外に出たのはシリーズ初
ドナウ川を江戸川に見立て、
神父を御前様と呼ぶ、マイペースぶりには国境はない。(笑)
マドンナにはこれが三作目となる竹下景子。
久美子の後見人的な存在のマダムに淡路恵子。
風光明媚なウィーンの初夏を背景に、
寅さんの楽しい日々が描かれる。
監督・原作:山田洋次
脚本:山田洋次・朝間義隆
撮影:高羽哲夫 |
音楽:山本直純
出演:
渥美清
竹下景子
淡路恵子
倍賞千恵子
笠智衆
下條正巳
三崎千恵子
前田吟
佐藤蛾次郎
イッセー尾形
柄本明
東北を走るローカル線、栗原電鉄に寅さんが乗っていると、
疲れ果てたサラリーマン・坂口兵馬(柄本明)が線路に寝転んで自殺未遂。
夜、旅館で兵馬の胸の内を聞き優しく励ましているに、
兵馬にウィーン旅行に誘われてしまう。
断るつもりが、
結局オーストリアに同行してしまった寅さん。
絵画や文化に一切興味を示さない。
ところが、現地でガイドをしている久美子(竹下景子)と出会い、
また金町出身のマダム(淡路恵子)と知り合い、
すっかり日本にいる気分。
やがて久美子の悩みを聞くうち、寅さんは…
久美子は寅次郎を故郷の塊みたいな人と話すなど
捨て去ったはずの郷愁が募ってゆき・・・。
続きは映画でいかがですか・・・♡
寅次郎は故郷を想い「大利根月夜」を口ずさむこのシーン、よいです♡
概要:
- 主な舞台がオーストリアのウィーンであるためか、同じくウィーンが舞台の名作映画『第三の男』や『会議は踊る』へのオマージュらしきシーンがある。また時代が平成に変わってからの初の作品になる。
- 次作以降は、12月公開のみとなる。シリーズ最後の8月公開作品となった。
- 劇中で使用された「寅次郎の笑った顔のパスポート写真」は現在、寅さん記念館に保存されている。
- ウィーンが舞台になったのは、ウィーン市長ヘルムート・ツィルクが招致したことによる。ツィルク市長は1986年、訪日の際に飛行機機上で『男はつらいよ』シリーズの作品を観、ウィーン市民の気質や市郊外の風景が作品の世界と似ていると感銘。
ロケ地:
- 宮城県松島(タイトルバック)
- 宮城県 栗原電鉄
- オーストリア・ウィーン
- オランダ・アムステルダム・アムステルダム・スキポール空港。オーストリア航空が全日本空輸・アエロフロート(当時はエアバスA310による運航のためモスクワ・シェレメチェボ国際空港でのテクニカルランディングを余儀なくされたため)との共同運航による成田-ウィーン線を開設したのはこの映画公開の1ヶ月前の1989年7月16日のことである。映画中及び撮影のためのウィーンへの旅程はKLMオランダ航空が使用された。乗り継ぎのスキポール国際空港で、寅さんが柴又に国際電話をかけるシーンが見受けられる。協賛としてKLMオランダ航空もクレジットされている。
- 石川県
素敵な映画に逢いましょう・・・♡
チャオ~