想定外の嵐。
わが家では食後のデザートに果物を出すことが多いのですが、最近のりんごは旬を過ぎてもパリパリとした食感で美味しいですね。

まだ下の2人が喉を詰まらせる可能性があるので、食べる時にはりんごは16等分で小さめに切り分けるようにしています。

5人家族なので、1人3切れで分けると毎回1つ余り。

先日はその余りのひとつを巡り、つわりで少食な妻とまだ食べ終わらない長女(1才10ヶ月)を除いた、私と長男(小4)と次男(3才11ヶ月)の3人でじゃんけんになりました。

結果、私の独り勝ち。
ここで、今までは負けると悲しくなってしまって涙してた次男ですが、今回は全くそんな素振りを見せずに「とーたん(父ちゃん)よかったね!」とひと言。

おお〜またちょっとステキなお兄さんになったね〜と感心したので、もらったりんごを2つに割り、長男と次男にあげることにしました。
すると、それを受け取った2人が同時に半分に割り、1切れずつ私に差し出してきたのです。

驚くやら嬉しいやらで、妻も一緒になってキャーキャー2人を絶賛しました。

幸せは分かち合うと倍になる…なんて言いますが、私に戻ってきた幸せは倍どころではなかったです。

君達はきっとこんな風に、これからも周りの人達を幸せにしていくんだろうね。

出来る限り長い間、その姿を見守っていきたい父ちゃんです。
そんな幸せなりんごの切れ端達は、気が付くと長女の口の中へ消えてました。

これまた想定外。