「奥田政行シェフと楽しむソルトでイタリアン」 in ソラマチfamilaid | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「奥田政行シェフと楽しむソルトでイタリアン」 in ソラマチfamilaid

2月22日に、ソラマチの「familaid(ファミレード)」で、「奥田政行シェフと楽しむソルトでイタリアン」の会がありました。

日本ソルトコーディネーター協会の青山志穂さんのミニセミナー付きというイベント。

ソラマチ


奥田政行シェフおすすめの8種類の海水塩とともに、14品のフルコース。

奥田シェフ


「わじまの海塩」は、1番最初の山形のだし(アルケ流ラタトュイユ)と白菜の浅漬けに使ってくださいました。

だし


普通の浅漬けは1%ぐらいの塩で作りますが、この白菜の浅漬けは、0.14%の塩ということで、すごく少ない量の塩なんですけど、白菜の甘味を感じるのに、ちょうどいいぐらいの量。

わじまの海塩については、次のような説明がありました。

舌に含むとじんわりじっくり広がる旨みを感じるとともに、舌が温かくなるのを感じます。食材の水っぽさをみずみずしさに変えてくれるのが上手で、すっと食材に浸透して、旨みが濃厚になります」

私も、ひとこと、ご挨拶をさせていただきました。

その他のお料理。

ブリのカルパッチョ。ブリに塩とオリーブオイル。

カルパッチョ


お餅に塩とオリーブオイル。

もち

河原崎プチトマト。かける塩によって、不味くなる塩と美味しくなる塩があるということを体験。

トマト


マグロと小松菜。竹炭で焼いた焦げの味のする塩をかけて。

小松菜


リコッタチーズに塩をまぶして。

チーズ


生鱈子の素焼きとイチゴに塩。

タラ


味のついていないタラの卵と、イチゴの酸味と、塩味が口の中で混ざり合って、タラコの味に。

ゆで卵に、塩麴の粉末をかけて。

ゆで卵


雪室じゃがいもとローズマリーに塩をつけて。

じゃがいも


アカラの塩焼き。

アカラ


イノシシのローストと燻製した塩。

いのしし


フェデリーニ、イタリアンパセリとオリーブオイル。

パスタ


パスタをゆでるときに、普通の4倍ぐらいの塩を入れて茹で、洗うのだそうです。

4種類のチーズのペンネ。

ペンネ


塩のジェラート。

塩のジェラート


どれも、塩だけの味付けでしたが、1%以下の塩分未満のうす塩で、素材の味を楽しめたので、まったく飽きず、胃も、もたれませんでした。

ブリにかけて美味しかった塩も、トマトにかけると不味くなったり、実験的で、面白い会でした。

奥田シェフいわく、その海で育つ海藻の種類で、海水の味も香りも変わり、塩の味と香りも変わるのだそうです。

「ファミレード」での奥田シェフの会は、4月26日にもあるそうですよ。ご興味のある方は、ご連絡ください。