(1)9/24「TOKYO TASTE 2012」のレポート:「ムガリッツ」のアンドニ氏 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

(1)9/24「TOKYO TASTE 2012」のレポート:「ムガリッツ」のアンドニ氏

2012年9月24日、東京ドームシティホールで開催された「世界料理サミット2012」に参加してきました。

看板


世界料理サミット2012 実行委員長の服部幸應先生。

服部先生


服部幸應先生とコーディネーターの結城摂子さん。

二人


結城さんは、「料理の鉄人」「ビストロSMAP」など、テレビでの料理番組を創りあげてきた方です。

今回、世界から来てくださったシェフも、結城さんのお願いだから応じた、という方も多かったそうです。

こちらの茶色のエプロンは、スペインの「ムガリッツ」のシェフ、Andoni Luis Aduriz(アンドニ・ルイス・アドゥリッス)さんとスタッフ。

アンドニ


1993、94年に、エルブリの料理チームの一員、1998年に独立して、「ムガリッツ」をオープン。

ミシュラン2つ星でもあり、2012年「世界のベストレストラン50」の第3位ということです。

そして、アンドニ シェフの料理のデモンストレーション。

スクリーンに映った映像を写真に撮っていますので、みにくいですが、ご紹介します。

アミューズに出しているという、カリカリに揚げた小さいカレイの骨。

カレイの骨


むきヘーゼルナッツ。日本の豆料理のように、ヘーゼルナッツを煮たものに、黒豆ソース。白くて、小さいのは寒天、大きいのはタマネギ。

ナッツ


メロンブドウ。上には、カツオを干したもの。

メロン葡萄


ブドウのように見えますが、メロンなんです。中に黒胡椒の実などを入れ、ブドウらしくします。

メロン


葛粉を使ったお料理。葛のパン。葛粉、牛乳、塩、砂糖、イースト菌で発酵させたパン。中がトロッとしているそうです。

葛のパン


葛を薄く伸ばして乾かしたものを、揚げたもの。上はゼリー状の牛コンソメ。パリパリだけど、口に入れると、とろけるそうです。

シート


「ガラス」という作品。これも葛を使ったもの。オレンジ色の部分は、ウニのペースト。

ガラス


米粉のシート(ライスペーパー/ホスチア)を使ったお料理。フレッシュなハーブを詰めたラビオリ。

ラビオリ


次は、四季の移り変わりを皿の上で表わす日本の詩心を知り、インスピレーションを得たという作品です。椿の葉。

椿


椿の葉を重曹と灰に入れて・・・

重曹


椿の葉脈を取り出して・・・

葉脈


葉脈に砂糖を絡めて、メレンゲと合わせ、抹茶をかけて、スイーツのできあがり。

葉脈のできあがり


驚きの連続でした。

写真が多くなってしまったので、続きは明日にします。