マグネシウムが大腸がん抑制 「日本経済新聞」2011年10月5日より | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

マグネシウムが大腸がん抑制 「日本経済新聞」2011年10月5日より

「日本経済新聞」2011年10月5日朝刊に次のような記事が出ていました。

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「マグネシウムが大腸がん抑制?」

大腸に炎症を起こさせ、がんを発症しやすくしたマウスに水溶性マグネシウムを与えると、大腸がんの発症が抑制されたと岐阜大大学院の久野寿也准教授と東海細胞研究所(岐阜市)の田中卓二所長の研究チームが突き止め、名古屋市での日本癌学会学術総会で4日、発表した。

久野准教授らは「潰瘍性大腸炎などに由来する大腸がんの抑制に有効であり、人でも検証したい」としている。

実験では、大腸に炎症を起こす薬と発がん物質を与えたマウスに、有機物と合成して水に溶けやすくしたマグネシウムを一定期間投与。

マグネシウムを与えたマウスは与えなかったマウスに比べ、がん細胞の増殖を最大4分の1に抑えられたという。
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さらに、によりますと、一定期間というのは、13週間だったそうです。

そして、次のように記載されています。
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久野准教授と、共同研究した東海細胞研究所(岐阜市)の田中卓二所長(62)によると、下剤などに使われる水酸化マグネシウムの大腸がんの抑制効果は22年前に確認されている。

水溶性は体に吸収されやすく、効果が高まったとみられる。

今後、抑制のメカニズムや人への効果を調べ、来年3月のアメリカのがん学会で発表したいとしている。
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もともと、マグネシウムが主成分のニガリでガンが消えたという症例は報告されていましたが、ニガリが便を緩くしてダイエットにいいというような変なブームになり、火が消えてしまったあとは、こういった話題も公けにならなくなっていたのですが。

日ごろから、マグネシウムが大事といっている私としては、うれしいニュースです。

タンパク質分解酵素を活性化し、代謝を促すマグネシウム。ガン腫瘍の抑制に有効であることは、今後も研究されていくことでしょう。

「わじまの海塩」は、低温結晶で、結合が緩やかで溶けやすく、ミネラルがイオンの状態に戻りやすく、素材になじみやすい、体に吸収されやすい塩です。

また、「わじまの水塩」も、同様に低温製法で、マグネシウムの割合が多く、そもそも液体タイプ、結晶化していません。

今回の研究発表でも、水溶性マグネシウム、水に溶けやすいマグネシウムは体に吸収されやすく効果が高まる、ということですので、今後、ますます「わじまの海塩」や「わじまの水塩」を自信を持って、みなさまにお奨めできます!