「ミクニヨコハマ」のランチ…神奈川県料理学校協会特別メニュー
昨日の続き、神奈川料理学校協会の例会・ミクニヨコハマのお料理写真です。ここは、「よこはま地産地消サポート店」です。
三國清三シェフのお隣りが料理長の難波さん。パリで最新技術を学んできたそうで、独創的なお料理でしたよ。
「神奈川料理学校協会様特別メニュー」ということで、普段はこんなコースではないそうですので、特別版と思ってご覧になってください。
アミューズ。竹串に鯛のダシを使ったムースがさしてあり、その中に、鯛のお刺身のようなものが入っていました。1人1本です。
三國シェフは、「アミューズ」を日本で最初に始めたのは僕だとおっしゃっていました。
「なぜかというと、ご家族でレストランに来たときに、お料理が出るのが遅いと、お父さんが怒って帰ってしまう、ほんとうに、日本のお父さんというのはせっかちで、帰ってしまうんですよ。
それで、残ったお母さんとお子さんだけが楽しそうに食べているんですけど、それではいけないと思って、和食のつきだしのマネをして、席についたらすぐ食べられるものをお出しするようにしたんです」ということでした。
もう一つアミューズ。
右のスプーンに入ったものは、モッツァレラチーズということでしたが、つるっとした食感で、はじめての食感でした。
海の幸のケーキ仕立て ブルターニュと神奈川のオマージュ。
ペリゴール産フォアグラのポワレとラヴィオリ セップ茸のスープの泡雪仕立て 蕎麦の香り。
軽いパイでサンドしたオマール海老をソースアルモリケンヌで、パースニップのピューレを添えて。
富士の溶岩石でグリエした横濱ビーフ、山葵薫るソース 殻に詰めた横浜クレソンとタロイモと一緒に。
横浜市内に何箇所か肉牛を育てているところがあり、それらを横濱ビーフと呼ぶのだそうです。
ハマっ子プリン 肉樹(ニッキ)の香り。
こちらも、つるりんとしたプリンで、プリンとしての食感としては今までないものでした。
パリの思い出 ~モンマルトルの丘~。
泡のムースは普通、時間がたつと消えて溶けてしまいますが、時間がたてばたつほど泡の外側が固くなるような技術を使っているそうです。チューインガムの成分を使っているそうです。
ハマっ子マドレーヌ。(一人一つ)
美しく美味しいお料理でした。三國プロデュース店の中で、今年一番、売上をあげた料理長だそうです。いい料理長を育て、プロデュースするのも、三國清三シェフの仕事の一つということでした。
「ミクニヨコハマ」のプロフィール:
神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル29F
電話:045-442-0430
営業時間: ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)
ディナー 17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日:無休