「調味料の基礎知識」単行本になりました
今週、もう一つ、掲載情報です。
以前、このブログでご紹介 した調味料の雑誌「「今、知っておきたい調味料の基本」が、単行本になりました。
本のタイトルは、「調味料の基礎知識」(2010年7月30日発行・えい出版社)
「料理のプロがセレクトする、マイベスト調味料」では、食のプロ13人が登場。愛用の調味料を聞くとともに、プロ直伝のこだわりと使い方まで教えていただきました。また、砂糖、塩、酢、醤油、味噌という日本5大調味料の基本に加え、使い方を徹底解説。またそれぞれ厳選の調味料カタログも収録しています。
という本です。
この中の「塩大全」。「料理研究家のフルタニマサエ先生が実際に使っているなかから厳選したおすすめの塩」ということで、「わじまの海塩」が掲載されています。
雑誌のときはA4版サイズだったものが、単行本でその半分の大きさになり、スペースが少なくなったので、今度は、塩のトップページの2つの塩の1つとして紹介されました。
「作り手の愛情たっぷり日本の塩」とサブタイトルがついています。ほんとうに、「わじまの海塩」、塩士・中道肇が愛情たっぷりそそいで作っている塩ですよ。
他にも、この本には、日本の塩、世界の塩、そして、砂糖、酢、醤油、味噌が厳選されて紹介されています。
それにしても・・・、今、「調味料」流行りですね。
塩といったら専売公社の塩。醤油といったら◯◯か◯◯。砂糖といったら◯◯、酢といったら◯◯、・・・という時代から、一気に、各地方のこだわり調味料の時代へ。
体のことも考えてヘルシーなもの、原材料がわかる安心・安全なもの、作り手の見えるこだわりのものを使いたい、という気持ち。
そして、多種多様なおいしさの発見。
そこには、きっと、人間の本能が求める、本物の素材のうま味があるのだと思います。
化学調味料を振るだけといった画一的な味には、日本人はもう二度と戻れないですね。
一般の家庭でも、これだけの調味料が、お取り寄せで購入されて使われている時代、飲食店さんには受難の時代でもありますね。料理の基本の塩。「原価を安くしたいから、うちは安い塩で」なんて言っていられませんよ~。