輪島にも桜が咲きました・・・輪島製塩所より | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

輪島にも桜が咲きました・・・輪島製塩所より

石川県輪島にも、東京から一足遅れて、春がやってきました。


1か月前の3月に輪島を訪問したときには、枯れ木で何の木だかわからなかったような、輪島の鳳至川(ふげしがわ)沿い。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-鳳至川沿い
                2010年3月14日撮影。


今が桜の見ごろだそうです。輪島から携帯メールで届きました。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-輪島の桜2
              2010年4月14日撮影。


ここは、海岸べりではないですが、山と川に囲まれ、広々として、すがすがしい、いいところなんですよ。これも1カ月前の風景です。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-鳳至川沿い2
                                  2010年3月14日撮影。


今は桜並木になりました。(ちょっと撮影角度は違うのですが)


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-輪島の桜
                                   2010年4月14日撮影。


そして、1か月前には何もなかったようなところに建物が・・・。上の左端に写っている建物は何でしょう・・・。


じゃ~ん。


実は、これ、弊社「株式会社美味と健康」の製塩所です。(チラ見せですが)


舳倉島(へぐらじま)は、輪島から50km沖にあり、海がシケていると船が出ず、塩がなかなか届かずヤキモキしたり、自治体で運営・生産しているので、生産供給量が不安定だったり、なにより、国から受けている助成金が今年度で終了した後、生産継続が不透明だったり・・・。


・・・ということで、今後は責任もって、計画生産・安定供給しようと考え、「株式会社美味と健康」で製塩所を作ってしまいました!!

つまり、この春、株式会社美味と健康、販売だけでなく生産も行うメーカーになりました。


建物は、お金をかけずプレハブですが、製塩装置は、塩作りの中道肇が設計・開発したもの。もちろん、舳倉島にある製塩所と同じ装置。
製塩作業も、もちろん、株式会社美味と健康の輪島事業所長・中道肇がみずから行ないます。


「わじまの海塩」用の海水は、輪島市が運営する船で、舳倉島の沖で取水してタンクに入れ、輪島まで運んできてもらいます。「わじまの水塩」用の海水は、同じようにして、七つ島の沖で取水してきます。


石川県珠洲市にある揚げ浜塩田の方式と違う製法なので、外に海水を撒いて海水を蒸発させることもなく、室内で、ランプで太陽熱を再現。

天候にも左右されず、夏だけでなく一年中作れます。薪を使った釜炊きをしないので、環境にも優しいエコな製法です。


今はまだ電気が届いていないので、自家発電機で稼働実験中。
水塩はうまくできたぞ~、と報告がありました。
水塩の製塩設備と技術は、今、株式会社美味と健康だけが持っています。世界に一つです。


ある意味、みなさまのおかげです。
去年の4月20日に会社をやめて1年、手さぐりのマーケティング。

このブログで、「やっていけそう」という手ごたえをたくさんいただきました。

応援、ありがとうございます。


夢を大きく。さあ、やりまっせ~。