私は、気ばかり焦り、作業所から、就労移行支援を経て、就労、という道を模索はしているが、中々、その道も険しい。

 中には、お寺の方で、今が一番、私にとっても、母にとっても、母子ともに幸せなんだよ、と仰って下さった方もいる。

 母の施設に、私が、就労すると、施設の方も仰っているが、年金も減り、逆に母の施設代負担額も、半端なく増えるという。

 結局、詰んでしまうのだ。母にまで、私がもしも、就労が継続的に、進まずに、途中で頓挫してしまえば、母に累が及び、母にまで迷惑を掛けるし、私にも負担が増える結果となり、母一人を、私が、施設から追い出された形となった母を、私一人で、背負う事になる。私は悲しいが、母を、とてもじゃないが、もう一度としても、私一人で、支える事などは、出来ない。残念だが。

 やはり、その、先にも出した御方の言うように、私ら親子にとって、今が、一番の幸せ、なのかも知れない。

 だから、私は、この、今の見えない将来の不安の中で、一つの処方箋を見つけた。

 作業所に戻る。作業所で、もう一度、一貫して、やり直してみる。

 今の作業所で、私を受けいれてくれなければ、新たな場所を探す。今の作業所が受け入れてくれれば、それを継続してみる。一つに絞らない。

 とにかく、今は、答えは、結論は、これだ、と思い致している。やるだけやってみようと思っている。やってみるしかない。

 日蓮正宗の朝夕の勤行唱題にて、この結論を見たい得たいと思う。がんばって、仏道修行してみる。

以上。よしなに。wainai