怒濤のオアフ大作戦から約一週間。(ぁ~、すでに2ヶ月を経過していますが…) 待望の陸揚げです。オアフでは思惑通りに行かず、11時までに出荷できなかったんで、当日火曜日の便に載せられませんでした。ってことで木曜日出発の便に載っているはずなので、うまくいけば金曜日の午後に荷受けできるはずです。んが、あいにく金曜日はお山の仕事でどうしても外せない日だったので、仕方なくお仕事へ。帰宅すると案の定留守電に


  「ハロ~、ヒロのヤング・ブラザーズで~す。あなたのバイクは陸揚げされてますよ~。 いつでも取りにきてね~」


ってな調子(脚色済み)の伝言が。 「いつでも」 とは言ってたものの、ンなわけないですが、ひょっとしてと言うこともありますんで、念のため土曜日の朝に電話して聞いてみた。


 「昨日、荷物が着いたって聞いたんですが、今日受け取れますか?」


 「今日はだめね、平日の7:30から15:30までに来て下さい。書類も忘れずにね。」


ですよね~。ヒロで土曜日にこの手の作業はできるわけないですわな。


 ってなわけで、火曜日の午後、半日休をもらって行ってきました。ちょうど家族は日本に帰省中。かみさんもいないので車で送ってもらう訳にはいきません。んで、平日ですからねぇ、みんな仕事です。このために同僚に「仕事を休め!」とはさすがに…。このためだけにタクシー呼んでお金をかけるって言うのも、ねぇ。そう言うわけでちょっと頭をひねって手順を組みました。



Hawaii-Osaruの戯れ言帳-Port of Hilo
 まず、ミニバンで港の入口まで行きます。ゲートはくぐらずに小さな事務所の横っちょに ないしょで 駐車して、ヘルメットと書類を持ってゲートへ。バイクを受取に来た旨を説明し、入港手続き。てくてく歩いてヤング・ブラザーズの事務所へ。書類を出して、 「荷物の受け取りに来ました。」 というと、こちらから出した書類とはしけで荷物と一緒にくっついてきた書類を照合して、 「これ持って次へ行って下さい」 と言われ、荷物を出してくれる担当の部署へ。フォークリフトのオペレータに書類を見せると、受取のサインをさせられ建物の裏へ案内された。


 いくつかGVANが積み上げられており、 「これだね。封印切って開けて確認して。」 といわれご開帳。

Hawaii-Osaruの戯れ言帳-Port of Hilo1
 すばらしい。到着しました。









Hawaii-Osaruの戯れ言帳-Port of Hilo3
 当たり前なんですが、ホノルルで預けた時と同じ状態です。








 さて、ここから出すのですが、今思い返すとですね、何も考えてませんでしたわ。



Hawaii-Osaruの戯れ言帳-Port of Hilo
 出しちゃいました、段差も考えずに…。ロアカウルが無事なのが不考?中の幸いで。









Hawaii-Osaruの戯れ言帳-Port of Hilo2
 後ろに見えるのは、別の会社の貨物船ですかね、あんな感じで甲板に載せられてきたんでしょう。







 さて、緊張のエンジン始動です。ここで始動不可では思惑がすべて狂います。今日はプランBなんて用意してません。ガスコックをPriにしてガソリンを準備します。チョークを半分引いて、イグニッション、おん! すかさずクラッチを握って、セルモータスタート!

 きゅきゅきゅきゅぼっ!ぼっ!ぼぉ~~~~!


うひょ!すばらしい。 暖機している間に荷物を鞄に詰めてヘルメットを被って準備OK!チョークを戻してするするっと発進! ゲートで書類と免許証の預かり証を出して免許を返してもらいます。いざ!おうちへ!

 きもちいい! っとうきうきで走って信号待ちに。 …やっぱり低速ががぼがぼ。どうもご機嫌斜めなようで。できるだけ信号に掴まらないように速度を調整しながらなんとか、自宅へ。


 ガレージにGSX-Rを放り込んで、そのままモンキーに乗り換えて港にとんぼ返りです。そう、ミニバンを回収に。こんなときにちょ~便利です。


Hawaii-Osaruの戯れ言帳-Port of Hilo
 港に到着してミニバンのハッチを開けて、モンキーはそのまま荷室にくくりつけて、そっこうおうちへ。雲行きが怪しくなって土砂降りになりましたよ。さすがヒロです。スキあらば雨って感じです。


    ↑写真では気持ちよく晴れてますがね。








 これでなんとか、無事に名義変更と運送シリーズは終了です。

 さぁて、これから分解整備です。いくら掛かるかな?