バイク屋到着。



Hawaii-Osaruの戯れ言帳-@Suzuki Dealer1
 輸入した新車の搬入をしていました。むか~し、逆輸入車の開墾じゃなくて開梱や組み立てなんかもやってたことがあるので見覚えのある箱が満載。倉庫の方にも大量に積み上げられている。








Hawaii-Osaruの戯れ言帳-@Suzuki Dealer2
 ←こんなかんじ。










 「いいなぁ、新車。」とか考えながら、さっきの受付窓口に行ってみると、誰もいない。まだ1時になっていないので、昼飯なのかな?と思ってカウンターで待っているとさっきの検査してくれた人とは違うおっちゃんが窓を開けてくれた。「なんか用かな?」ってな感じで訪ねられたので、書類を見せながら 「さっき仮検査してもらって、名義変更してきたから検査を完了させに来た」ってな感じで答えたら、「ちょっとまってて」っと言ってまた待たされること5分、例のステッカーを持って戻ってきた。なにやら書類仕事をしながらおっちゃん、自慢話に。要約するとこのおっちゃん、「日本には25回も行き来した」らしい。で、「そんなにどこに行ったの?」と聞くと 「浜松。」 …スズキの本社ね。どうやら商談のようで。で、「今年も夏に行くよ~。」っというので 「そんな超暑い時期に行かずに秋に行けばいいのに」と返すと、「自分で決められないからなぁ。」 まぁ、そりゃそうだ。観光じゃあるまいし。そんなこんなで、書類とステッカーが帰ってきた。 ステッカー?あれ?っと思ったらおっちゃん曰く、「これが検査ステッカーね。貼るとこ、知ってるでしょ?」 「ぇ?あ、あぁ。」ってな感じで拍子抜けですよ。だって、ヒロでは今まで絶対に自分では貼らせてくれなかったから。10年以上前の古いステッカー上から新しいステッカーを貼り付けて、お店をあとにした。


 これでやっと晴れて名義変更が完了しました。残るはハシケへ積み込みです。約束の11時からすでに2時間を過ぎており、ひょっとしたら出直しになる可能性も考えられ、ちょっとびくびくです。ハシケ屋さんはバイク屋からはAlaMoana Blvd.からそのままNimitz Hwy.に入ってちょっと行ったところですので交差点さえ間違えなければモノの5分で着きます。でも、バックファイヤーマシンと化した状態では非常につらい。相変わらず信号待ち毎にエンストしながら何とか到着。港の入り口にゲートがあり、免許証提示を求められる。9.11テロ以降は検査態勢が厳しくなったようで、入港するには用務先を聞かれ、必ず用務先に連絡して確認してから免許証を預けることになる。代わりに簡単な預かり証兼身分証明書をくれる。これがないと帰りに免許証を返してくれない(と言われた)。順路を聞いて、その通りに行くと、テント小屋におばちゃんが二人いて応対してくれた。予約がある旨伝えると、「あぁ、朝来れなかったのね…。」 …へぃ、その通りで。バイクの書類を見せて書類に必要事項を記入して、「バイクを縛り付けるものはある?」と聞かれ、「もちろん。」ちゃ~んとタイダウンを3本持ってきましたよ。バイクを廻しておいで、と言われ行ってみると、ありました、GVAN。


Hawaii-Osaruの戯れ言帳-GVAN2  ジーヴァンと言うらしいです。まぁ、ミニコンテナですね。広さは二畳弱くらい。「ふんふん、結構頑丈そうでないの」と感心しながらよく見ると、フォークリフトの爪を入れるため、床が15cmくらい高い。「あちゃ~、これじゃぁ、ロアカウルが当たるかも…」と心配になったので、「ランプか何かある?」と聞いてみたら、「ないわよ、そんなもの。」 だよねぇ、ないよねぇ。おばちゃん、ちょっと考えて、「パレットでも置いてみる?(リフトのオペレータに)おぉ~ぃ!そこのパレット持ってきて!」 おいおい、冗談だろ?あんまり変わらないって、って頭の中で叫んでいるウチに持って来ちゃった。ぼ~ん、と段差のところに置いてみると案の定、その差5cmほどありそう。オペレータのオッチャンちょっと考えて、パレットの上に爪を押しつけて潰してくれた…。おぉぅ、豪快。「これでいいでしょ?」っとおばちゃん。「やってみるよ…。」半ばやけくそでちょっと助走を付けてパレットに乗り上げた。「バキバキバキ。」「おぉ、載った載った!」なんとか載りましたよ。「じゃぁ、縛り付けたらまた呼んでね」っとおばちゃんは行ってしまった。





Hawaii-Osaruの戯れ言帳-GVAN1
 こんな感じになりました。まぁ、これなら少々時化ても潮まみれにはならないでしょ。終わったのでおばちゃんを呼ぼうと思ったら、後ろで別の荷主と話をしていた。その荷主は引っ越し荷物を別の島に送るつもりらしいのですが、レンタルのパネルトラックに成り行きで詰めてきたらしく、荷物はバッラバラ…。いくら何でもそれはないやろって言いたいくらいのありさまで、これは写真に撮れないなぁ、と遠慮した。書類にサインをして控えと荷物の受取書をもらって、支払いへ。別のビルの窓口に行ってくれ、と言うので指示されたビルへ。港で仕事している人やフェリーなんかで船旅に出たことがある人は想像つくかと思いますが、ミナト広すぎ。しかも一つ一つがでかい。フォークリフトだってもう、恐怖感さえ感じます。港内には歩行者レーンがあるので、ビクビクしながらとろとろ歩いていたら後ろからさっきのおばちゃんの片割れさんが「支払いに行くんでしょ?乗っけてあげるよ。」ってゴルフカートでやってきた。せっかくなので乗せてもらった。汗だくだったので潮風がきもちい~。おばちゃんにお礼を言って、支払窓口へ。書類を見せると、ガチャガチャっと計算して「$148ね。受け取り時に払う?それとも今払う?」面倒なので、「今払います。」アメリカって便利です。こういうところでもクレジットカード使えます。これで今日の目的は完了です。はぁ~。ちゃかちゃかっと支払って、ゲートへ。どぉ~っと疲れながらゲートへ行き、預かり証を出して免許証を返してもらう。帰りは歩き+バスです。ゲートのあんちゃんに「ここからアラモアナに行くんだけど、一番近いバス停ってどこですか?」あんちゃん開口一番、「すぐそこだよ。」単純に建物の陰に隠れているだけでした。よかった。へろへろなので、もうこれ以上歩きたくな~い。とぼとぼとバス停に向かって歩くと、ありましたよ、看板だけ。ここを通るバスは空港方面から19番と20番がアラモアナ経由でワイキキに行きます。だいたい20分に一本。この時点で14:10。


 あっついので、続きは次回。




え~、私信でなんですが、中学校以来の私の友人が日本時間8月30日に式を挙げました。なかなかいいヤツなんですが、ほんとなかなかご縁がなかったようで、友人のウチでは一番最後です。いままで溜めた年貢を目一杯、奥さんに注ぎ込んであげて下さい。末永く、お幸せに。