…ちょっとさぼっていたら9月も終盤に入ってしまいましたね。暑い話なんですが…前回の続きを。




 門番さんに言われた方向にとぼとぼとバス停に向かって歩くと、ありましたよ、看板だけ。ここを通るバスは空港方面から19番と20番がアラモアナ経由でワイキキに行きます。だいたい20分に一本。この時点で14:10。あっつい盛りですよ。しかも看板が電柱にくくりつけてあるだけで日よけなし。ヂリヂリ焦げそう。電柱のほっそい陰に入りながらしばらく待つ。暑い。

 結局バスが来たのが14:35。…ちょうど間が悪かったのね。目~いっぱい待った訳ね。ふらふらになりながらバスの一番前から乗ります。Adult:$2.25。あれ?いつの間に値上げを?10年前はうまく乗り継げば、$1でアラモアナから島一週できると評判だったのに。料金を入れて「トランスファーチケット」をもらって乗り込んだ。このチケットを使えば、2時間以内(実際は結構いい加減で半日くらい使えたりする)であれば一回だけ乗り換えできる。これって日本のバスに必要でしょうよ。それはさておき、気怠い昼下がりなので車内は空いてます。冷房はがんがん効いてて最初はありがたいが、だんだん冷えてきて寒くなります。なので薄手でいいので長袖ジャケット必須です。途中からはほとんど乗ってきませんが、大通りから外れてさっきのバイク屋の前を通って中華街へ入っていくと、結構乗り降りがあります。さすが中華街、人がいっぱいですね。

 程なくアラモアナショッピングセンター に到着。下りたバス停で今度は5番・マノア行きに乗り換えです。ここはショッピングセンターの一階部分 なので、日陰で暑くはないですが、排気ガスが籠もりがちであまり気分はよくないです。ここのフードコートは結構味がよくて、いつも(と言っても滅多に来ないですが)昼食はここで安く済ませているのですが、すでに15時を廻ってしまっているので、せっかくですが先を急ぎます。15分ほど待って、先ほどのバスでもらったチケットを使って5番に乗車。学校が夏休みだって事もあるのか、これも空いています。裏通りをくねくねと走りながら、H1フリーウェイを渡り、マノア方面へ向かいます。この路線とは別に6番系統って言うのがあって、隣の谷へ行くのですが、なんか途中で不安になってきたので運転手に「マノア行きですよね?」って尋ねたら、「どこで下りたいの?」と聞かれて「XXXxxx st.で。」と言うと、「じゃぁ、そこで教えてあげるよ。」 う~ん、ガイドブック通りだな。オアフ島のガイドブックにはたいてい「下車したい場所を運転手に言っておくと、近くなったら教えてくれる」との記述がありますが、まさにその通り。素晴らしい。でも、マイナーなバス停には、ここはどこで何番のバスが来るか書かれていないことが多いので、辺鄙なバス停で待っているとすごく不安になります。目的地に近づいてくると今朝見た景色が現れ、ほっと一息。そろそろかな、と考えながら前の方を見ていると、運転手が歩道を歩いている親子連れに向かってクラクションを鳴らしている。すると、親子連れは次のバス停に向かって小走りに走り出した。どうも顔見知りらしく、バスはバス停まで親子連れの横をのろのろとついていく。バス停まで来たところで入り口の扉が開き、親子連れが乗り込んできた。運転手と親子連れは握手をしながら短い雑談をして、バスはまた走りだした。日本でもちょっと田舎に行くと見かける光景だが、ワイキキから見えるような都会の住宅地でこんな光景に出会うとは、さすがハワイ、ナイスです。早朝からケツに火を付けながら走っているような私の一日に、なんかちょっと清涼感ですね。そんなこんなしているウチに、「XXXxxx st.だよ。」っと運転手に言われた。運転手に礼を言って下車。やはりちょっと標高が高いだけあって全く暑くないです。てくてくと歩き、レンタカーを引き揚げに元所有者の実家へ。


 車があったので、お姉さんに挨拶して空港に向かった。既に16時前。帰りの便まで2時間半ほどで、ある意味オンタイム。ほぼギリギリとも言いますが。もうどこにも寄る余裕はないので、ここからは素直にH1フリーウェイに向かいます。くねくねと迷い気味に入り口へ。



Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway2
 最近、オアフ島では携帯機器のボタン操作や片手運転での通話は罰金の対象になったので、内緒で撮影です。夕方のラッシュ前なのでまだ混雑はしていません。









Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway3
 すーっと加速して本線へ。ここのフリーウェイは無料なのはいいのですが、行き先案内がわかりにくい。慣れない私にとっては、出口が右側にあったりする阪神高速と比べてみたくなる。特にH201とH1が別れるところはもっと単純にして欲しいところです。








Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway4
 いい天気。










Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway5
 善し悪しですが。 とにかく、空港はH1方面。











Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway6
 空港はフリーウェイの左側に見えるのですが、出口は右側なので迷わないように右端を走っていると、










Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway7
 そのまま分岐されてフリーウェイを跨いで、











Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway8
 空港へ。











Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway9
 レンタカーの返却なので、











Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway10
 レンタカーの表示を目印に進みます。











Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway11
 まず、インターアイランドの出発フロアを抜けて本土・国際線出発フロアへ。アジア方面は午後一番くらいまでで終わりですが、夕方は本土便の出発が増えるのでちょっと混雑気味です。









Hawaii-Osaruの戯れ言帳-H1 Freeway12
 ここも抜けてレンタカー屋のオフィスがあるエリアへ。っとその前に、ガソリンの補給ですね。これを忘れるとかなり高額のガソリン代を後付けされます。今回はマノア往復だけなのでほとんど走っていません。これだったらタクシーとバスでの移動でもよかったかも知れません。でも、夕方ギリギリなのは精神的によくないのでこれでよかったんでしょう。満タンにしてDallarのオフィスへ。返却アリアに止まると係員が寄ってきて、ガソリンの量と走行距離、傷の状況をチェックしておしまい。荷物をまとめて、送迎バスに乗り込みます。航空会社名を言ってのっかていると指定した場所で降ろしてくれる。

 夕方のチェックインカウンターは混んでます。しかも大きな空港はひっきりなしに出発便があるのでチェックインに時間がかかります。預ける荷物がなければ自動チェックイン機で搭乗券を受け取ればめちゃくちゃ早いのですが、一個とはいえ預ける荷物があると並ばなければ…。最近はアメリカ国内線は預けられる荷物が一個のみ無料で、しかも50lbsまで。以前は2個まで預けられたんですが、今は二個目から$25/個の料金を請求されます。日本から、または日本へ乗り継ぐ場合は予約番号があって、ホノルルで外に出ない場合に限り2個までOKです。でも、だんだん世知辛くなってきましたね。で、今回は一個だけ。列の直前に少年野球チームがいて、「…タイミング悪いなぁ」と嘆いていましたが、途中から別の窓口に呼ばれて行ったのでちょっと早くなりましたが、20分は並びましたね。ハワイ島へお越しの方、こういう事もありますので、空港へはお早めに。順番が来て、予約番号と免許証を見せて、荷物を預けてチェックイン。窓口まで来ると3~4分で完了。待っている時間の方が長かった。今日はこんなんばっかしです。安全検査を通って、やっと食事です。


 ホノルルでの乗り継ぎなどで時間があるとここの中華ランチ屋で食事することあります。今日はやっと落ち着いていられるので昼食兼夕食です。

 
Hawaii-Osaruの戯れ言帳-Lunch-dinner
 これ。焼きそばと炒飯を半分ずつとオレンジチキン、ブロッコリーの肉炒め。濃いです。子連れだと子供に分けてちょうどですか、この量。だいたい$9。ちょっと高いかな。味は、炒め物に 雑草 セロリを入れるのを止めてくれれば文句言わない。「入れてくれるな」って言っても入れてくれる。かなりの量を除けてます、いつも。ぺろりと平らげて、ヒロ行きが入ってくる55番ゲートへ。


 ベンチに座って待っていると到着。最近Hawaiian Airは指定席制なので慌てて並ぶ必要はないのですが、つい。席についてしばらく待っていると離陸です。やはり定時出発でした。夕方の便にもコーヒーが欲しいところですが、あま~いジュースか水だけ。甘いものは好物なんですが、どうも口の中がねちゃっとなるのがいやで滅多にジュースはもらいません。専ら水ですね。


 
Hawaii-Osaruの戯れ言帳-HNL to ITO1
もう一便遅ければ夕日の中のフライトできれいなんですが、ちょっと早かったかな。









Hawaii-Osaruの戯れ言帳-HNL to ITO4
 マウイ島のハレ・アカラ山頂にある天体観測所が見えたので撮ってみましたが、










Hawaii-Osaruの戯れ言帳-HNL to ITO5
 微妙にブレて残念。











Hawaii-Osaruの戯れ言帳-HNL to ITO6
 この辺からエンジンの出力が絞られて高度が下がってきます。
















 雨のヒロに定時到着。さて、荷物を取って帰るか、っとバゲッジクレイムに進むと、朝にあっさりといい場所に車を駐車できた理由が分かりました。Hawaiian Airで到着すると駐車場の入り口から一番遠いところに荷物が出てくるんですね。春までは全く反対側に荷物が出てきたのに…。ここまで来てまた歩けってですか。まぁ、重いナナハンを押すために体力を付けろってオチのようで。





 次回はヒロ港での引取です。