「じゃあ…良いのね?」

「んーどうしようかなー」

「え?」




思わぬ返事に
ニノの顔見たらにっこにこしてんの。




「ね、良いんでしょ?俺のニノで」

「んふふ。ワタシの翔ちゃんってこと?」

「うん。それでいい?」

「いいよ」

「良かった…あーマジ良かった。」




ほっとしてソファーに座る。




「そんなドキドキする?ワタシ如きで」

「するよ!」

「もう…えっちも してるのに?」

「…だってニノだし」

「えー!もうえっちしてたの?!」




…相葉くん?
え、起きてたんだ!?




「相葉さん…聞いてたの?悪趣味なんだから」

「いーじゃん上手くいくように見守ってたんだから!」

「見守ってる人は途中で出てこないのよ」

「だって!もーしてたんだ!ってびっくりしたんだもん!」




相葉くんの明るさには救われるけどね。
もーずっと「いつ?」「いつから?」
って執拗いのなんのって…。

コッチはもう…ニノに任せちゃおう。
ごめんね、ニノ。




「もうっ!これからスるから部屋入ってて!
ワタシの部屋覗いたら家追い出すからね」

「解った!覗かないって!…ほんとに!」

「んじゃーもー部屋入って!」

「トイレだけ行ってくる!
誓って覗かないから部屋入ってていいよ」

「ん。じゃあおやすみ」

「おやすみ〜。翔ちゃんおやすみ!」

「…おやすみ…なさい」