先物被害とは?

先物被害とは?

先物被害について。

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<手数料完全自由化の影響>
今年1月から手数料が完全に自由化されました。2003年から段階的に実施され、ネット取引についてはすでに完全自由化、大口取引も50%が自由化されていたらしいです。価格競争が激化するといいつつ、今のところ大きな影響なしです。たまたまここ数年、フュージャーズに強みのある石油先物商品の市場が好況だった可能性もあります。(段階的実施についてはようさまのサイトで知りました。)
具体的なことは決算を見ないとわかりません。プラス材料としては、洸陽に強みのある石油先物取引の人気は続くと思うこと、ネット取引はともかく証券マンは手数料では選ばれないと思いことでしょうか。この辺については洸陽フューチャーにメールで質問しているので、後日アップします。

<優位性>
得意の損益分岐点で安全域を計ります。
棚卸資産はありません。例年、給料・報酬・家賃で7500(百万)程度かかってます。これはおそらく売上と関係のなく発生します。ほぼ固定費です。大きな経費削減は無理でしょう。売上が10000なので、25%売り上げが落ちると赤字になります。これは豊商事や日本ユニコムとくらべてやや高い安全率です。ようは洸陽が一番給料安いってことですね。かわいそうに。

(ちなみに。証券会社の労働環境の悪さはクリップの比ではないと思います。入社研修合宿で携帯・財布・自由を没収され、洗脳と拷問。営業マシーンになったら「健康」という固定資本を定率法で加速的に「減価償却」され、数年の耐用年数が過ぎると二束三文の退職金で売り払われる。。。)

<資本再編成>http://www.koyo-futures.co.jp/annai/ir/ir_p041222.pdf
これです。目玉は。この会社、資本政策がうまいんです。たとえば、2004年7月に黒川木徳証券を子会社化しました。外国為替・有価証券に強い会社だそうで、今のところ好調なようです。

本年中旬に関連4社が完全子会社化します。ポイントは洸陽に有利な条件で子会社の株を取得してます。結果として非常に安いコストで資本を調達し、収益を伸ばせます。

どう洸陽に有利なのか説明します。まず株の交換比率を見てください。
         洸陽F:和光F :アイビック:さくらF
株式交換比率     1:0.12:0.56:0.39
収益比率(16年度) 1:0.64:0.18:0.36
総資本比率      1.0.52.0.19:0.18

ね?和光Fの社員がぶちきれそうでしょ?売上比は64%なのに交換比率が12%です。さて、去年の連結利益は1221(百万)。完全子会社化だと1691になるので、売上38.5%アップ。新規発行株は2974399株なので、だいたい23%希薄化します。

つまり、資本編成だけで利益が15.5%もアップする計算です。去年の一株あたり利益88円は101円になります。PER6倍以下。


<まとめ>
プラス要因
・ヒルコの心をうったのはシナジー効果が見込める上手な資本編成
・超割安(PER・PCFR・PFCFR6倍以下)
・キャッシュがどんどん積みあがる体質(ここが盲点だった。設備投資少ないし棚卸資産もいらない)
・2.5~3%の高配当率。自社株買いあり。ストックオプションなし。
不安要因
・証券会社にバフェットさまの言う「独占力」など願うべくもないので、収益性が下がらない保障はない
・扱う商品を増やすなど、多角化するので利益が薄まるかも

定量面からみれば文句なしの割安バリュー株。特に問題はなさそうです。ご批判を含めてコメントお願いいたします。

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