国際和合医療学会では、来る57()8日(日)の両日、明治神宮の神宮会館において、第六回 国際和合医療コンベンションを開催いたします。

今月のブログでは、その詳細をお伝えしていこうと思います。

まずは、基調講演にご登壇いただく豪華な講師陣のご紹介から。

初日7日のトップバッターは昇地三郎(しょうちさぶろう)さん。

105歳の現役最年長の教育学者です。

二人のお子さんが脳性麻痺であったことから、昭和29年に知的障害児通園施設「しいのみ学園」を創設されました。

現在は、社会福祉法人「しいのみ学園」の理事長・園長を務めておられます。

ご自身、2歳のときに重い食中毒にかかり、以来、おかあさまからの教えで、一口30回噛むことを実践されているそうです。

よく噛むことによって満腹中枢が刺激され、少量の食事でじゅうぶんになるので、これまでの人生で人の半分くらいしか食べていないのではないかとおっしゃっておられます。

70歳のときに総入れ歯になられましたが、その歯でまたよく噛むことができるようになって、自分の命の恩人は歯科技工士さんだと、講演の際にはその方を同行されることもあるとか。

90歳から一年に一言語の習得を目指して語学を始められ、現在は、韓国語、中国語、ロシア語、ポルトガル語、フランス語をご自分のものとされています。

100歳からもう3回も出かけられている飛行機での世界一周旅行で、外国の若く美しい女性とハグして写真に納まるというご趣味もお持ちで、語学はその際にもおおいに役立てておられるのでしょう)

一口30回噛むことは健康の秘訣、語学は脳を鍛えるのに最適。

この両輪をもって、ますますお元気に活躍されています。

今回の基調講演でも、ユーモアとパワーにあふれた、有意義なお話をしてくださることでしょう。

本学会では、昇地先生に、「第一回 高貴高齢者賞」を差し上げることを決定しております。

講演当日、女優の磯村みどりさんにプレゼンターとして登壇していただき、授与式を行いますので、こちらもお見逃しなく。