日本は世界で第6位。
さて、何が6位でしょう??
良いことだったら嬉しいのですが、糖尿病人口が世界ワースト第6位です。
日本は、糖尿病人口が急増しており深刻な事態となっています。
IDF(国際糖尿病連合)の発表によると、日本人の糖尿病データは、
成人人口(20-79歳)が約9534万人のうち、約1067万人が糖尿病人口だといいます。
20歳以下、そして80歳以上を含めると更に人数は多いと推測されます。
【2011年 糖尿病人口 世界ワースト10】
1位 中国 9000万人
2位 インド 6130万人
3位 アメリカ 2370万人
4位 ロシア 1260万人
5位 ブラジル 1240万人
6位 日本 1070万人
7位 メキシコ 1030万人
8位 バングラデシュ 840万人
9位 エジプト 730万人
10位 インドネシア 730万人
爆発的に増える糖尿病人口
世界の現在の糖尿病人口は、2006年の発表から3年余りで約4000万人増加の2億8500万人に達したといわれています。特に中国とインドでは糖尿病が爆発的に増加しており、2030年までには5億人を超えるとも予測されています。
糖尿病が原因で死亡した人数は、2011年で世界で約460万人だったそうです。
糖尿病の教育不足
糖尿病の有病者のおよそ半数に相当する1億8300万人が糖尿病の診断を受けていないため、糖尿病関する適正な知識、改善のための生活習慣を行っていなかったと考えられます。
そのためにIDFは世界的に糖尿病の教育プログラムを広め、糖尿病の療養指導を行う医療従事者を増やし教育の質を高めていく必要があると主張しています。
⇒③へつづく
出展:IDF(国際糖尿病連合)糖尿病アトラス第5版