昨日の朝は
雪山にいるようなホワイトアウトの
猛吹雪でしたが、
今朝は綺麗な朝焼けの中を
バスに乗りました。


寒い朝は、ピリピリするほど空気も澄んでます。

日本の伝統色や和色で表現するなら、
白い空は薄桃(薄ピンク)と淡紅藤(淡い紫色)から
黄丹(オレンジ色)に変わり
雪で優しい輪郭になった街に
とても映えます。


でも写真を撮ろうと手袋を外せば
一瞬で芯から指が凍るような
体感-10度近い外気に
写真を撮る気を奪われます(笑)



それでもあの時撮っておけば良かったと
思わされるのは、
『山の天気は一瞬で変わる』のと同じで、
雪雲が空にあると
朝焼けの穏やかな天気も
一瞬で雪に変わり、
暗い朝に変わってしまうからです。


そんな自然の変化に
振り回される雪国の冬ですが、
その分、人間には敵わない圧倒的な力強さと
その反面、息を呑むほどの自然の美しさにも
出会える季節なので
子どもの時ほど好きではありませんが(笑)
私は冬も嫌いになれません。


通勤のバスは山を抜け、海を見下ろしながら
走る道のりなので、これまでに何度このまま
近くのバス停で降りて景色を見ていたい!
と思ったことかわかりません。

でもいつかそんな感動した景色を
上生菓子で表現できたらいいなと思います。
そこまでの道のりは遠そうですが、
日常の自然が見せてくれる綺麗や感動を
忘れず覚えておきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。