「夕飯いらない」



のメールで、
この時間になっても帰って来ません。




つらいな…




というか、
悪あがきして、やり直そうとしてるせいで、
余計につらい思いをしてる気がする。

自業自得か。


もう、夫を自由にしてあげないと、
かわいそうかな。
今日はなんと、

重要書類をシュレッダーしてしまうという事件が会社で起き、
みんなで残業。


ひたすら、シュレッダーのゴミの山から、
書類の破片を探し出すという…

そんな、ドラマみたいな作業をしてました。



普通なら苦痛な作業なんだろうけど、
何も考えずに、シュレッダーのゴミをあさる単純な作業は、
頭の中が空っぽになって、
かえって、ありがたかった。


ただ、
まだ5分の1も見つからす、
作業は明日も続きそう。



このままじゃ、
どんどん夫と離れていくよ。



仕事が終わって、携帯を見ると、

「夕飯いらない」


題名に、それだけ。



はぁ、
疲れちゃったガーン
夫が、ガチャと鍵を開ける音で目が覚めた。



帰ってきた!

相当酔っているみたいだけど、
手紙は読んでくれるだろうか??



ドキドキしながらも、
息を潜める。



しばらくすると、
寝ている私のところへやってきた。



「起きてる?
手紙読んだよ。ありがとう。
嬉しいよ。

…でも、もうダメなんだ。
もう遅いんだよ。」


と言って、
去ってしまった。




涙が止まらなかった。