先日、ちょっとした知識が入ってきました。
グランドピアノの脚について。
ピアノもちょっとだけ弾くのですが、
ピアノもバイオリンのように
振動して音を出すわけで
個体によって響きがかわるそうです。
スタインウェイの
3代目、ヘンリーZスタインウェイ
91歳記念で限定復刻モデルが発売された。
http://www.steinway.co.jp/hzs/index.html
脚をごらんください。
びっくりするほど恐ろしい太く立派ば脚。
現在のグランドピアノとはずいぶん違いますよね。
でも、どうやらこれが大切らしい。
たとえば縦笛。
低い音をはっきり美しく響かせるために
節が作られています。
振動が混ざらないためだそう。
ピアノも本来は
500キロの本体を支える脚に
しっかりとした節をつくり
床に振動が逃げるのを防ぎ、
個体を震わせていたそう。
でも、
ヘンリーが気がついていたかどうかは不明。
ただの復刻なのか、
「自分が作っていたピアノのほうが音がいい」
そう感じていたのか、
それは彼しかしらない。