ナポリタンの日(4月29日 記念日)
こんにちは。神木保祐(かみきほゆう)です。
ナポリタンというと、最近は消しゴムのまとまるくんのナポリタンを思い出す、私です。
珈琲の消しゴムが出るまでと思い、毎回1つ買うのですが、当たりません。
今日はクリームソーダの消しゴムでした。
愛知県名古屋市中区に本社を置き、ナポリタンに欠かせないトマトケチャップの製造・販売などを手がけるカゴメ株式会社が制定。
日付はナポリタンが昭和生まれの日本の洋食であることから、国民の祝日である「昭和の日」の4月29日に。また、2017年(平成29年)4月29日に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議」にて、ナポリタンをこよなく愛する妖精「ナポリたん」が誕生している。
少し前まで、イタリアではナポリタンって邪道なイメージだったようです。
イタリア人からするとトマトケチャップじゃない?というかんじなのかな?
私の中では「カリフォルニアロールは寿司とは認めん」という日本人
のようなイメージです。
「暗殺者のパスタ(Spaghetti all'Assassina)」というのが少し前に日本で流行りました。
アッサシーナ(assassina)とは、殺人者、キラー、暗殺者という意味です。
ここへイタリア語の冠詞前置詞である ALL’ がつくと、
『暗殺者風スパゲッティ』という意味になります。
ALL’があるとないとでイメージが変わるんでしょうね。
日本語も「○○風」となるから、イメージが変わりますものね。
娼婦風と呼ばれる「プッタネスカ Spaghetti alla Puttanesca」も同じ「○○風」ですね。
「暗殺者のパスタ」の方が007みたいでなんだかカッコいいイメージで楽しそうですが、
よく考えたら56してしまって、犯罪なのでは?
娼婦も昔からある職業ではありますが、そういう女性にとって悲しい職業は
いつかなくなるといいのになと思うので、
やはり深く考えるとあまりいい名前ではないですね。
インパクトは大だけど(笑)
ナポリタンで使うトマトソースの原料はこれ↓
生トマトでできるトマトケチャップの作り方!切って煮つめるだけ|カゴメ株式会社 (kagome.co.jp)
- トマト:約12個(1kg)
- すりおろしタマネギ:1/8個(25g)
- すりおろしニンニク:1片分(5g)
- 赤唐辛子:1/3本
- 水:100ml
- 酢:100ml
- スパイス(オールスパイス、シナモン、ローリエ):各少々
- 塩:小さじ1
- 砂糖:大さじ2
プロが作るトマトソース!北イタリアと南イタリアでの違いは?作り方と共にご紹介 | シェフのレシピ手帳 (ouchi-ristrante.com)
北イタリアのトマトソースで欠かせないのはセロリ。
南イタリアのトマトソースで欠かせないのはバジル。
北南でこの差はあれど
ホールトマト 1/2缶(1200g) ・玉葱 100g ・人参 80g ・セロリ 40g→南はバジル ・ニンニク 1片 ・ピュアオリーブオイル 40g ・粗塩 8g
バジルかセロリどちらもトマトケチャップにははいってないから
イタリア人にとっては、ナポリタンは受け入れがたかったのではないか?
という仮説を立ててみた。
あと、イタリア人はセロリとバジルが大好きなんだなって思った。
トマトケチャップににバジルかセロリ入れたらナポリタンも食べてくれるかな?
今度は日本人からトマトケチャップにバジルとセロリをいれるなんて
邪道って言われそう。
「ナポリタン」はナポリタンでいいか。
そうだ、ナポリタンはナポリタンだ!
「食べてもいいよ」というイタリア人の方だけお召し上がりください。
日本人は、外来品を自分たちの好みに合わせて作り変える事がわりと
得意な方なんだとおもいますよ。