おしりが痛いけど、何科に行くかわからないし、恥ずかしいし・・・なんていう人に光明!!
専門外来ということでテレビで紹介されていた、女性だけの肛門科クリニックがあるんです。
私も密かにおしりのトラブルを持っているので、早速行ってきました。
名前は、「日本橋レディースクリニック」
日本橋三越正面の向かいのビル8Fです。
エステサロンのようなきれいな待合室です。
初診なので、病状、既往歴、服用している薬の情報を記入ししばらく待っていると呼ばれました。
テレビに出てた先生だわ・・・
診察の手順は・・・
①.現在の症状や排便状態、いままでかかった病気、現在治療中の病気についての問診。
②.ベッドに横になり、肛門および肛門周囲の状態を視診。
③.潤滑剤をぬった指を肛門内に挿入して肛門内の指診。
④.筒状の機器(肛門鏡)で、肛門内の状態を観察。
⑤.肛門から長さ15~20cmほどの器具(直腸鏡)を挿入して肛門~直腸内の状態を観察。
⑥先生から画像をみながら診断と治療方針の説明があります。
いぼ痔(痔核)・・・男女共に多く、排便時のいきみなどによって肛門周辺がうっ血することにより起こります。繰り返すうちに、肛門部の組織がゆるみ、出血や脱出、残便感がでてきます。
→→→軽度であれば薬物療法。私は軽度が一つあり。まず薬7日分いただきました。
きれ痔(裂肛)・・・女性に多い。肛門上皮(皮膚部分)にできた傷。排便痔、排便後の痛みと、排便時に紙に付着するくらいの少量の出血があります。
→→→基本は薬物療法。こちらもありました。ウオシュレットで痛みを感じたのはこれみたいです。こちらも薬1週間分いただきました。
日常生活でのおしりのケア
・お湯でやさしく洗うだけでおしりの清潔は十分保てます。
・ウオシュレットの温度を高くしたり、水流の勢いを強くしないように注意しましょう。
・排便を我慢しないようにしましょう・・・黄褐色か茶褐色のバナナでするっとでるのが理想。硬さは練り歯磨き程度のやわらかさ。
・同じ姿勢を長時間続けないようにしましょう。
・お尻や腰を冷やさないようにしましょう。
・トイレに行くのは便意を感じてからにしましょう。
・食物繊維をたくさん取りましょう。
おしりにやさしい食生活ポイント
①食物繊維豊富な食品を摂りましょう・・・水溶性と不溶性がありますが、バランスよく摂りましょう。
・不溶性食物繊維・・・便のカサを増やし、大腸の動きを活発にする。
例→さつまいも、切り干し大根、ブロッコリー、ごぼう、あずき等根菜類、芋類。
・水溶性食物繊維・・・便をやわらかくする。
例→ひじき、わかめ、りんご、キウイ等くだもの、海藻類。
②善玉菌を増やし腸内環境をベストにしましょう・・・善玉菌の代表ビフィズス菌やビフィズス菌の好物である乳糖やオリゴ糖を効果的に摂りましょう。
・ビフィズス菌入りの食品を食べましょう。・・・ヨーグルトなど
・乳糖を含む食品・・・牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
・オリゴ糖を含む食品・・・ごぼう、玉ねぎ、ハチミツ、豆乳など
③オリーブオイルの働き・・・植物油などの油脂類には、便をソフトにし排便をスムーズにする効果があります。なかでも特にオリーブオイルがおすすめです。オリーブオイルは他の油脂よりも、小腸で吸収されにくいため成分が行き届き、腸が刺激されるのでスムーズな排便がうながされます。1日の摂取量の目安は大さじ2杯。直接飲むのが効果的ですが、抵抗がある場合は炒め油に用いるなど、できることから始めてみましょう。ただし、油脂は高カロリー。摂りすぎに気をつけましょう。
④水分を十分摂りましょう・・・水分が不足すると、便は硬くなりスムーズに出てくれません。1日1.5~2Lの水分を、こまめに摂りましょう。ナトリウムやカリウムなどのミネラルを豊富に含む市販のミネラルウオーターも便秘に効果的です。
以上は、いただいた小冊子から抜粋しました。
気安く扉を開けてもらえるようにをコンセプトにしているところです。悩んでいる人がいらしたら、一度行ってみてはいかがですか?
私の経過は、またブログで報告します。
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