『厳原八幡宮』

 

対馬の海の玄関口・厳原のすぐ近く。

周辺は対馬の繁華街となっており、歴代藩主の崇敬も集めたという気配を濃く感じる。

もともとは「和多津美神社」だったようだが、国防意識の高まりと共に武神である神功皇后を祭神とした、と説明されている。

 

 

同所は、繁華街中心部であることもあり、パーキング施設などが広くとられている場所。

そこには、同じ境内、というわけではないが、

『宇努刀神社』

並びに、

天神神社・今宮若宮神社』

 

これらの神社が鎮座されている。

 

次いで、

海の中に浮かぶ『志賀島神社』に参拝。

「延喜式」の「敷島/敷嶋神社」に比定される論社。

 

御祭神は磯良命。

神功皇后の逸話も伝わるらしい。

 

そして、この場所から車で数分。

『都々地(つつち)神社』

 

「つつ」は、古語では「蛇」(=雷)を意味するという。

「ち」もまた蛇である。

海中鳥居で知られるこの神社は、式内社「都都智神社」の論社の一つ。