版傷についてのご質問、また画像照合についてのお問い合わせが時々ございますので当方の画像照合について簡単に説明いたします
この時代の切手は多かれ少なかれ、紙の収縮があるものです
それは用紙全体で均一に出る場合もあれば切手の一部分で激しく起こることもあります
そのため、たとえ同じ版、同じポジションであっても個体毎に全て収縮率や収縮箇所が異なり画像を重ね合わせた場合、100%合致する個体はこの世で存在することはありません
そこで、それぞれの収縮比を便宜上揃え画像照合を行います、局所収縮がある個体はこの方法では対応できませんが、それでも全体の50%以上が合致しているものは同じ版であるとの断定が出来るかと思います
上画像はカスレのある個体です 下画像は同じ版のみほん画像です
この2枚を同じ拡大比率でそのまま照合してみますとご覧のとおりまるで線文は合致していません
そこで横方向だけでなく、縦方向の収縮比率を同じ割合に修正した画像と重ね合わせてみると下画像のようにぴったりと合致します
また傷や浅い印線はインキ濃度や拭き取りの強弱でくっきり出るもの、また逆に肉眼ではわからないほどに消えてしまっているもの様々です
某日本何とか切手商店組合関係者らによる印刷品のようなオフセット印刷物ですと、このあたり判でついたように同じ表情をしていますので、みほん切手と寸分たがわぬカスレ具合の個体は逆に贋作である可能性が高いとお考え下さい
********2024年6月13日追記記事
特徴点鑑定
聞きなれない言葉かもしれませんが・・指紋などの照合鑑定法です
たまに○○シート帳などと呼ばれるものと照合したが、同じものが見当たらない・・・などの問い合わせをいただくことがあります
そもそもそのシート見本が本物かどうか定かではないのだが、ここではその比較画像が本物である前提でお話をしたいと思います
わかりやすい指紋照合法で、説明いたします
ドラマや映画などで指紋画像を重ね合わせて照合しているシーンをよく見かけますが、現実に同一人物の指紋であったとしても、この方法で指紋が合致する可能性はきわめて低い確立になります
なぜなら、指の表面は柔らかく、押圧力の加減により様々な方向に伸縮し、単純に重ね合わせただけではぴったり一致することはまずありません
むしろぴったり一致している場合は偽造指紋の可能性が疑われ他の鑑定法などと併合で鑑定したり、通常より慎重な鑑定が行われます
これと同じことが切手にもいえるのです
見本画像(シート画像など)が印刷直後の完全な姿であると仮定して、比較検体である手彫切手は150年の経年収縮により1~多いもので10%程度の収縮(多くの場合、縦方向、横方向の収縮比率は異なり、同じ縦方向であっても場所により収縮率は異なります)があるため常識的に考えてもぴったり一致するはずもありません
まして、見本シートも同等の収縮をしているわけですのでもはやぴったり合致しているものこそ贋作の決定的な証拠といってよいほどです
竜切手のように、薄い紙でありなおかつ裏糊がない、あるいは元々の裏糊が非常に薄い場合、のりやそれぞれ繊維の経年劣化による伸縮影響が少なくなんとか、ほぼ見本と同じラインで合致、非合致の確認はできますが、厚手の用紙で、しかも厚い裏糊の桜切手の場合、単純な重ねあわせや、縦横の収縮比率調整をした程度での画像照合は困難です
そこで行われるのが特徴点鑑定なるものです
指紋の場合、1本1本の線が2本に分かれたり、逆に2本が1本に合流したり、線が止まったり始まったりしていますが、そのような配置を比べて合致、不合致かの判定を行います
切手の場合も印面全体での合致は現実問題としてありえないことですので、それぞれの線の特徴を比較し1枚の切手の中にいくつの共通するポイントが含まれるかで判定を行います
データ数がまだ1000~2000程度で、絶対的なデータとはいえませんが、和紙十銭はダントツでこの収縮変形が多いように思います
もしかすると用紙が他とは異なるのか・・・あるいは糊の付け方が異なるのか・・・
現段階そうした違いをデータ上明確な答えは見つけることが出来ていませんが、数ヶ月ほど前から和紙十銭に対しての分析項目、詳細撮影項目は他のものより増やしてデータをプールしていますのでもしかしたら何か新しい発見があるかもしれません
何かわかりましたらまた書きたいと思います
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こちらで画像から真贋含めある程度の見分け方を説明していますのでご覧下さい
手彫切手 画像からある程度見分ける方法 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ (ameblo.jp)
https://ameblo.jp/wadou708/entry-12844584749.html
現在市場にあるほとんどの手彫切手は昭和50年台頃までに某組合関係者らによってばら撒かれた贋作です!
また現在流通している関係書籍は、ほぼこの組織による出版物です!
騙されないでください!!
長くなりますが、科学鑑定が都合の悪い組織による出版物を利用した情報操作が現在も行われております
戦前の資料を是非お読みください!真実はそこにあります!
2024年5月25日アップ最新記事ですが、詐欺団にとって、よほど都合が悪い内容なのでしょう、2回連続で削除申請が出され、削除されてしまいました(実名記載のため) 名前にオブラートをかけるつもりは無いので規制の無い他ブログで紹介します
これが真実です!
審判の時 70年をかけコレクターを洗脳し食い物にし続けてきた詐欺組織に天誅!No1 : 悪を斬れ! (livedoor.blog)
審判の時 70年をかけコレクターを洗脳し食い物にし続けてきた詐欺組織に天誅!No2 : 悪を斬れ! (livedoor.blog)
組合加盟店販売品 切手の博物館鑑定書つき品
組合加盟店販売品 日本郵便切手商協同組合鑑定書つき品
上記2点に 放射性炭素年代測定分析を実施中!
結果発表は7月中旬を予定しています! 乞うご期待を!!
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消印の問題~詐欺団の現在の収益のメカニズム | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ (ameblo.jp)
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★新たに画像からある程度の判断ができる方法と、鑑定方法などについて少し詳しく書いてみましたのでぜひご一読ください
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手彫切手 画像からある程度見分ける方法 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ (ameblo.jp)
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某○○組合の黒歴史 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ (ameblo.jp)
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詐欺組合権力者の秘文解説 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ (ameblo.jp)
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