5限も6限も終わり下校の時間になったが今日はまともに由依と話していない。というよりは明らかに俺は避けられている。俺が話しかけてようとしても逃げられてしまう。
このことを下校中にまなきに相談した。
まなき「んー。流石の俺でも女の子の気持ちは分からんしなぁ。」
りさお「まなきでも分からんかぁ。」
まなき「すまんなぁ。 っていうかりさお。お前鞄は?」
りさお「あ・・教室に忘れた。」
まなき「おいおい笑 動揺しすぎだぞ。」
りさお「ほんとだよな笑 まなき先に帰ってて。」
まなき「まだ5分くらいだし。俺も一緒に戻るよ。」
りさお「おけ。分かった。」
学校に戻り、鍵を取りに職員室に向かった。するとちょうど菅井先生がいた。
菅井「あら、りさおくんとまなきくん。どうしたの?」
りさお「ちょっと教室に忘れ物したので鍵を取りに。」
まなき「先生、こいつ鞄忘れたんですよ。頭いってますよね笑」
菅井「あらあら笑 でも鍵はないからまだ誰かいるんじゃない?」
りさお「あっそうですか。ありがとうございます。」
まだ誰かいるようなので教室に向かった。
教室に着きドアを開けようとしたら、
まなき「りさお!ちょっと待て!」
ドアを開けようとした俺の手をまなきの手が止めた。
りさお「どうした?」
まなき「教室の中を見てみろ。」
まなきに言われ、教室の中を見た。俺はそれを見て衝撃を受けた。
女子生徒1「お前!転校生のくせにりさおくんに媚び売りやがって!」
女子生徒2「ほんとだよ!りさおくんはそれに迷惑してんだよ!気づけよ!」
由依が俺のファンクラブの女子達に蹴られていた。
小林「ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい」
女子生徒1「ごめんで済むと思ってんのかよ!」
まなき「あれはやばすぎだろ・・ りさおどうす・・ ってもういない。」
俺はまなきに言われる前に教室に入っていた。
ガラガラガラ
女子生徒1「ん?誰だよ!って・・・・」
女子生徒2「りさおくん!?」
りさお「てめぇら、小林さんに何してた?」
女子生徒1「えーっと」
りさお「何してた?って聞いてんの。」
女子生徒2「こ、この人がりさおくんに媚び売って迷惑かけてるから。」
りさお「俺に媚び売ってるのが悪いって?」
女子生徒1「うん。」
りさお「この際だから言っとっけどおめぇらの方がいちいち話しかけてきてうぜぇんだよ。 それと小林さんが俺に媚び売ってるんじゃなくて、俺が小林さんに媚び売ってるんだよ!」
小林「え?」
りさお「俺が小林さんに一目惚れしてアピールしてただけ。小林さんは何も悪くねぇ。お前ら小林さんに謝れ!」
女子生徒たち「ご、ごめんなさい。」
女子たちは謝ってすぐ逃げて行った。
小林「わ、渡邉くん・・あ、ありがとう。」
りさお「ごめん、俺のせいで小林さんが・・」
小林「私は大丈夫、助けてくれてとてもうれしかった。」
りさお「あ、あと!今のことほんとだから!」
小林「え?」
りさお「俺が小林さんに一目惚れしたってこと、ほんとだから!」
小林「・・・・・」
りさお「小林由依さん・・・俺会った瞬間から好きでした。俺と付き合ってください!」
小林「は、はい!」
りさお「え?」
小林「わ、私もあった時からカッコいい人だなと思ってて、それでとっても優しくていつのまにか好きになってた。」
りさお「ほ、ほんとに!?」
小林「うん。私も渡邉くんと一緒の気持ちで嬉しい。」
りさお「よ、よし!小林さん一緒に帰ろ?」
小林「うん!」
こうして俺は初恋を叶えることが出来た。
そして・・・7年後・・・
まなき「しっかし考えられねぇなぁ俺と梨加より先にりさおと由依ちゃんが結婚するなんて。」
りさお「お前も早くプロポーズしろよ。指輪は買ったんだろ?」
まなき「そうだけどさ。まさかりさおに先越されるとは思わないじゃん。りさおたちが落ち着いたらするよ。」
りさお「ほんとお前はいいやつだな。」
まなき「まぁそう褒めるなよ。つーかりさおそろそろだろ、はよ行けよ。」
りさお「あぁ行ってくる。」
そして俺と由依の結婚式が始まった。
司会「それでは新婦の入場です!」
🎶🎵♫〜
由依が入場してきた。
由依のウェディングドレス姿 めっちゃ可愛い
式中に少しだけ由依と話せた。
りさお「由依。多分・いや絶対今世界で一番由依が可愛いよ。」
由依「そんなことないよぉ」
りさお「今だけじゃないな。ずっと世界で一番可愛いか。」
由依「もぉからかわないでぇ。」
りさお「可愛いなぁ 由依は。」
由依「ふふっありがとう。 りさお。一つ聞いていい?」
りさお「何?」
由依「結婚相手ほんとに私でいいの?」
りさお「何言ってんだよ!俺はお前としか結婚しないし、生まれ変わっても由依しか好きにならないよ!」
俺は式中なのに大声を出してしまった。
まなき「りさお。式中に由依ちゃんへの愛を語るなよ笑」
めっちゃ恥ずい。
由依「りさお。ありがと。」
チュッ
りさお「!?ゆ、由依!?」
まなき「いいぞー由依ちゃん。」
司会「誓いのキスはもう要らないかな?」
由依「んふっ しちゃった・・」
こんな可愛い子死んでも離さない。
俺はこの子を絶対守ると決意した。