太ってしまうのはなぜ?ダイエットを邪魔しているのは“隠れ
糖質”かもしれません。糖質のとりすぎは体重増加のもとにも
なります。
食事で糖質をとると血糖値が上昇し、すい蔵からホルモンの
一種であるインシュリンが分泌されます。インシュリンの役目
は、血糖値を下げる事、インシュリンの手助けで糖は細胞に
取り込まれ、活動するためのエネルギー源として使われます。
問題なのは、糖質を一度に摂りすぎた場合、使い切れずに余
った糖質は中世脂肪となり、脂肪細胞に蓄えられます。必要
以上に蓄えられると、体脂肪や体重増加の原因になります。
また、急上昇した場合した血糖値を下げるためにインシュリン
が過剰に分泌されます。すると、血糖値が急降下、強い空腹
感を覚え、ドカ喰いしいてしまい、また血糖値が上昇するという、
負のスパイラルに陥ってしまう危険もあるのです。
ご飯やパンをセーブしてもなかなかやせない!と言う人は、知
らず知らずのうちに隠れ糖質を摂っている可能性もあるので、
食品に注意し糖分のとりすぎに注意しましょう。
*糖質が少ない食品・多い食品リスト:本文下部参照
糖質のとりすぎは健康にも悪影響!
糖質に特に拘る病気に、糖尿病が」あります。
糖尿病とは、インシュリンの分泌量が減ったり、働きが悪くなっ
て血糖値が下がらなくなる病気です。心筋梗塞や失明等の合
併症を引き起こすこともある怖い病気です。
糖質のとりすぎなどで血糖値が高い状態が続くと、すい蔵に負
担がかかり、糖尿病のリスクが高まります。
中性脂肪にもご用心!
増えすぎると肥満を招くばかりでなく、血管が固くなる動脈硬化
を引き起こすこともあります。
動脈硬化は、進行すると脳梗塞等、命に関わる病気にも繋がり
かねません。
また肝臓に中性脂肪がたまり、脂肪が30%以上になると、脂
肪肝と診断されます。
放おっておくと肝炎や肝硬変へと進行してしまう場合もあるた
め注意が必要です。
参考:糖質が少ない食品・多い食品リスト
糖質が少ない食品 |
糖質が多く含まれる食品 |
|
穀類 |
米(ご飯・かゆ・餅)、小麦(パン類・麺類・小麦粉・餃子の皮・ピザ生地等)、そば、うどん、コーンフレーク、ビーフン |
|
いも類 |
こんにゃく |
さつまいも、じゃがいも、やまいも、くず、マロニー、春雨、さといも |
甘味料 |
エリスリトール(商品名:パルスイート、ラカントS、シュガーカットゼロ)などの人工甘味料 |
砂糖、和三盆、黒糖、グラニュー糖、蜂蜜、メープルシロップ |
豆類 |
大豆、大豆製品(豆腐、湯葉、油揚げ、納豆など)、枝豆、無調整豆乳 |
あずき、いんげん豆、えんどう、そら豆、ひよこ豆、レンズ豆 |
種実類 |
アーモンド、杏仁、カシューナッツ、くるみ、けし、ごま、ピスタチオ、ピーナッツ、マカダミアナッツ |
銀杏、栗 |
野菜類 |
オクラ、かぶ、カリフラワー、キャベツ、キュウリ、小松菜、ごぼう、大根、タケノコ、玉ねぎ、チンゲン菜、トマト、なす、にら、にんじん、にんにく、ねぎ、白菜、パプリカ、ピーマン、ふき、ブロッコリー、ホウレン草、もやし、レタス |
かぼちゃ、トウモロコシ、れんこん、そらまめ |
果実類 |
アボカド |
バナナ、いちご、みかん、ドライフルーツ |
きのこ類 |
すべて |
|
藻類 |
すべて |
|
魚介類 |
すべて(かまぼこ、ちくわ以外) |
練り製品(かまぼこ、ちくわ) |
肉類 |
すべて |
|
卵類 |
すべて |
|
乳類 |
チーズ、生クリーム、バター、牛乳 |
|
油脂類 |
すべて |
|
アルコール |
ウイスキー、ウォッカ、焼酎、ジン、ラム、ワイン(甘口は要注意) |
紹興酒、日本酒、ビール、ロゼワイン、シャンパン |
嗜好飲料類 |
コーヒー、紅茶、日本茶、ウーロン茶、プーアル茶、ジャスミン茶、コーラゼロ |
砂糖・シロップ入り飲料、発泡酒 |
調味料・ |
こしょう、塩、しょうゆ、酢、白みそ以外のみそ、マヨネーズ |
ウスターソース、とんかつソース、ケチャップ、カレールウ、ハヤシルウ、シチューのルウ、焼き肉のたれ、ポン酢、めんつゆ、砂糖、はちみつ、みりん |
皆さん、健康はお金で買うことはできません。日々の食生活にも
十分注意し”健康で生き生きライフ”を楽しみましょう。