2/5(月) 症例報告です。 ~肩鎖関節損傷~
72歳 男性 歩行中にふらつき転倒した際に肩を強打し受傷する。
1.上肢の挙上(腕を上げる)は可能で鎖骨部、上腕部の痛みは軽度のため骨折はしていないと推測しました。
2.肩甲骨肩峰部と鎖骨外端部の関節(肩鎖関節)の上方突出と圧痛が認められたため、肩鎖関節損傷と判断し患部をテ-ピング固定で処置をしました。
患者さんも心配だったため病院を受傷されましたが、骨折はしていなく肩鎖関節損傷でした。
負傷原因から高齢という事も有り、鎖骨や上腕骨の骨折がなくてよかったです。
~発生機序~
1.転倒時やスポ-ツ(柔道・ラグビ-など)で肩関節を強打した際(直達外力)に発生する。
2.手や肘をついた際(介達外力)に発生する。
~症状~
1.鎖骨外端が階段状になり鎖骨外側と肩峰との間に段差が出来る。(肩鎖関節脱臼)
2.関節部に圧痛があり、上腕(肩関節)を挙げることが困難となる。
3.突出した鎖骨外側端を押すと下がり、指を離すと戻ってくる。(肩鎖関節第3度損傷)→観血的療法の適応
4.鎖骨骨折と見た目が同じとなる。
~治療法~
テ-ピングやサポ-タ-等で肩鎖関節部の圧迫が必要です。
靭帯の断裂の有無により治療法が異なりますが、損傷の程度が軽ければ保存療法での治療が可能です。
固定がしにくい場所なので関節部の変形が残る事も有ります。
10/18(水) 症例報告です。 ~チック~
3歳 男児 保育園の運動会終了時より発症する。
お父さんより、まばたきの回数と顔をしかめる事が多いとの相談を受けて、状態を説明し来院されました。
来院時は特に症状は出ていなかったのですが、問診で得た情報を基に小児鍼治療をしました。
小児治療の基本である全身治療と、顔面周囲の局所治療を行い、セルフケアを指導して帰宅していただきました。
本日お父さんが治療に来られて、症状が消失した旨を報告いただ
きました。
~症状~
1、顔をしかめる。
2、目をパチパチさせる。
3、眼球を頻繁に動かす。
4、鼻をすすり、クンクン鳴らす。
5、鼻をピクピク動かす。
6、口を曲げる・尖らす。
7、舌をよく出す。
8、首をよく横に振る。
9、手足を頻繁に動かす。 etc・・・
~治療~
小児鍼を使用して、全身の血流状態を改善し副交感神経優位(リラックス状態)の状態にする。
家庭でもセルフケアを行い、精神状態の安定をはかる。
早期治療で改善可能な症状ですので、放置せずにお近くの鍼灸院で相談・治療してくださいね。
和田針灸接骨院
保育園から連絡が有り往診に行きました。
6歳 男児 保育園の体操で跳び箱をしていてバランスを崩して肘をついて転倒し受傷する。
子供ということもあり脱臼も疑いましたが、手首は動かすことが出来てましたので、鑑別し除外しました。
上腕骨下部の腫れと変形を認めたため上腕骨顆上骨折と判断し応急処置(整復)を行いました。
一人では出来ないため、園長先生に助手をお願いし整復を行いました。
骨折部分の位置異状が戻ったのが確認出来たので、簡単な固定をして病院に転医していただきました。
病院での処置終了後に来院されて、診断名は上腕骨顆上骨折でしたが、整復が正確に出来ていたため手術の必要はなかったとのことでした。
運動会が控えているため早く回復されることを願っています。
~発生機序~
遊具からの転落や運動時の転倒などで、肘や手を強く突いたときに起こります。年齢は5~10代前半に多いです。
~症状~
1.肘を動かすことが出来ません。
2.肘関節周囲が腫れます。
3.患部の変形が見られます。
~治療~
転位がない(骨折部が離れていない)場合は包帯副子等で固定を行います。
転位がある(骨折部が離れている)場合は整復(元に戻す)を行います。
整復をして元に戻った場合はギプス等で固定します。
整復を行っても転位が戻らない場合は手術になることもあります。
固定は骨癒合の観察をしながら4週間程度で除去可能です。
固定除去後は、肘関節の屈伸運動を自動運動(患側の腕を自力で動かす運動)で行い、関節の可動域を改善します。この運動は決して他動的(他人の力による運動、もしくは自分の反対の手を使って、患側の肘を曲げる運動)に行わないようにすることが大切です。他動的運動により骨化性筋炎を起こしたり、屈曲障害(しっかり曲げられなくなる)を起こすことが多いからです。
運動療法は、最低限の日常生活動作に対応できる状態まで改善されていれば、後は日を追うごとに自然に回復していきます。しっかり曲げられないとかしっかり伸びないなどの運動障害が残っても、充分な整復が得られて変形がほとんどなければ成長と共に改善されることが多いです。
~予後~
転位の除去が正確に出来ていない場合は、肘の屈曲制限が残ったり、内反肘(肘関節を中心に腕が内側に反る変形)が生じます。
骨片転位があまり無いものや、整復による転位除去が充分で、骨癒合の経過も良好な場合は、後遺症も無く予後良好となります。
2/22(水)症例報告です。~顎関節脱臼(習慣性)~
62歳 男性 就寝中、夜中にあくびをした際に顎がはずれる。
夜中ではあったが、過去にも脱臼して当院を受診しているため電話をしてから来院。
来院時、口が閉じれない為にタオルを口に当てた状態でした。
患者さんの希望で口内法で整復(元に戻す)しました。
習慣性の状態なので、すぐに入りました。
慣れておられるので、簡単な注意事項をお伝えして帰宅されました。
~発生機序~
顎関節脱臼は①口を大きく開けすぎた際や②格闘技等で口が開いた状態で打撃などの外力を受けた際に発症します。
~症状~
脱臼すると口が閉じれないため唾液が出て、話すことが出来ません。
①あくびではずれた場合、骨折の合併はほとんどないのでレントゲン撮影をする必要がありませんが、②外力を受けた際の脱臼は骨折の疑いがあるため病院を受診してください。
顎関節脱臼の整復治療は接骨院でも可能ですので、お近くの接骨院をお尋ねください。
2月1日(水)症例報告です。~橈骨下端部骨折(コ-レス骨折)~
66歳 男性 玄関先で転倒し左手を突き負傷する。
同じ町内だったため負傷後すぐに来院される。
前腕部の腫れと変形、手首を動かすことが出来ない為、骨折の疑いと判断し整復(元に戻す)を行いました。
整復・固定後レントゲン撮影のため病院を紹介し転医していただきました。
コ-レス骨折は転倒等で手のひらを強くついた際に発生する骨折です。
上記に記載した状態であれば骨折している可能性がありますので、病院または接骨院を受診されることをおすすめします。
※応急処置は接骨院でも可能ですが、骨折の治療は医師の同意が必要となります。医師の同意を得た際は引き続き接骨院でも治療(リハビリ)ができます。
1/16(月)症例報告です。 ~逆子~
20代後半 第二子妊娠 34週目 子宮の状態、羊水量は異常なし。冷え性。
当院に来院される3日前に逆子と判明し、インターネットで検索し来院。
特に矯正されるのに障害となる因子がないため、すぐに治療にかかりました。
治療終了後に胎児が動いたことが確認出来ました。
翌日に病院で検診があるとの事でしたので、2日後に再度来院する旨お伝えして帰られました。
1/17(火)患者さんから連絡が有り無事に逆子が治ったとの連絡がありました。
逆子は早期治療により鍼灸治療で副作用等なく治りますので、お困りの方はお近くの鍼灸院にご相談ください。
子供のおねしょ、大人の夜尿症は同様の症状ですが、お世話をする側にとっては大変な問題です。
(A)は一種の病気です。自律神経の乱れにより夜間寝ている時に副交感神経が優位となり小便が出てしまいます。
(B)は環境的要因です。学校では授業中や団体行動時に尿意を我慢して言えなくて漏れてしまう等が考えられます。
治療方法は、全身に刺激を与えて交感神経が優位になるように体にアプローチします。(A)小児鍼(刺さない鍼)で全身へのアプロ-チを(違う物で例えると寒風摩擦の様なもの)行ないます。
もう一つの方法としては陰部付近へお灸を行います。
当院では箱灸を用いてますので、熱くなく跡が残らない心地よい刺激が感じ取れます。
ご家庭で行える対処法としては寝る前に必ずトイレに行くように心掛ける、または声を掛ける事が大切です。
治療したその日から効果が出る場合もありますが、大抵は複数回治療して改善していきます。
夜尿症(おねしょ)は適切な処置をすれば治る病気です。
このような症状がある場合は、鍼灸院で治療すれば早期のおむつ外しが期待できますよ。
お近くで鍼灸治療を受けてみればご家族の悩みを解消できると思います。
和田針灸接骨院













