着物が多くの人の視線を集める理由
それは着物に描かれた柄の美しさ
しみじみ思う
そんな衣裳は他の国にはない
四季折々の細やかな草花
鶴や亀をはじめとした動物
平安時代の御所を描いた雅な模様
鳥獣戯画などちょっと愉快な柄
など
着物は世界でも珍しい「絵画を身にまとう衣裳」
私が着物のなかでも
「染めの着物」と「染めの帯」が好きな理由は
「絵が描かれている」ということも大きい
着物が平面だから絵を描ける
着物も帯も平面だから
絵を描くことができるんです
ホントすごいこと
これは源氏物語の柄の訪問着
↓
この訪問着
華やか系ではないのでいろんな場面で着られます
着物を装っている方がいると
思わず近寄ってどんな柄なのかしら・・
とマジマジとみますよね
そんな柄が描けるのは
着物が平面だから
着物は
大きなキャンパスというワケなんです
洋服は
人の体に合わせた立体裁断
着物のように広く絵を描くことはできません
帯も同じ
着物ほど面積は広くないですが
平面なので
絵が描けます
＊夏の花火と屋形船の名古屋帯
↓ ↓
＊あじさい柄の絽の名古屋帯
5～6月に締めています
↓ ↓
＊藤の花の名古屋帯
↓ ↓
改めて考えると
私たちは絵画を身にまとっているんですよ
あんまり気にして考えたことないかもですが
そう思うと楽しいですね
お持ちの着物もちょっと
見返してみて
あ、ホントだ
きれいだな！！って
声が聞こえてきます
特別なときは
絵画をまとってでかけましょう
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『裕子きものスタイル』は福井県敦賀市にある着付け教室です。これまでに、敦賀市・小浜市・若狭町・美浜町・福井市・南越前町からお越しいただいています。