昨年の事です
年末
ひょんな成り行きから久しぶりの友人と会うことになりました
ソラとミナミの他に、エミ、クマ
みな中学時代の共通の友人関係になります
エミとの友人歴はミナミと同じくらい長いのですが、なんというか
ソラが一方的に好ましく思っていないので数年ぶりの再会です
嫌いなわけではないのですが、出来るだけ関わり合いたくはないのです
クマとは中学時代仲が良く、色々言い合える仲ですが、
何度もぶつかり合い、今ではお互い適度に距離を取り、時々連絡を取る程度
そんな久しぶりのメンツが揃えば話題は尽きることなく
エンドレスに喋り続けます
特にエミは喋りたがり、クマは聞きたがりです
久しぶりの再会でとりあえずご飯を食べに行くことになった
たわいのないお喋りに始まり
少し経った頃
クマが言った
「ソラ好きな人いるんでしょ?」
これは以前某SNSで書いたので覚悟していた質問
「うん、今付き合ってるよ」
「よかったねー!どんな人なの?」
「なんかビックリするらしいじゃん!」
はい??そこまで書いてない、どういう事だ!?
「ミナミがビックリするって言ってた」
∑(゚Д゚)
ミナミを見る
ちょっとだけヤべっって顔して笑ってる
「ちょ、ミナミさん!?」
「ごめんー。でも大丈夫!言っちゃえ!」
「人ごとだと思ってません?」
「ないない!クマとエミなら大丈夫だって」
出たー根拠のない自信!
確かにクマは大丈夫だろう
エミも同性愛を嫌悪するタイプではないだろう
クマには言うつもりだった
が
エミに言うつもりは全くなかった
おそらく不愉快な反応をすると思ったし
言いふらして歩かないとも言えない
つまりクマは信用できるがエミは信用できないのだ
しかし
ここまできて二人が引き下がるはずはない
話題をそらしても無駄な事はわかっている
「彼氏じゃない」
その一言を一瞬で理解したクマ
「あ~!なるほど!」
わかってないエミ
「え?まだ付き合ってないの?」
意外と鈍いな
ミナミがエミに促しようやく理解する
「あ~あ~!!」
わからなかった自分に対してと意外さで笑い出す
「バイってこと?」
「そうですね」
「なんか得だね」
「そうでもないよ」
「面白いわ~」
おもいろいって・・・本人達真剣ですから
その後クマの部屋に移動するやいなや質問攻撃
「女同士ってどうやるの?」
「オモチャ使うんでしょ?」
「ラブホ入れるの?」
等々
聞かれるのは別に良いんです
ただ気に要らないのがエミ
「どんなタイプの女の子が好きなの?」
という質問に
「うーんとりあえずショートカットに弱いかな」
と答えると
「え!?あたし短い!?クマどうしよう!!」
でたー
「まじない絶対ないありえないこっちからお断り」
全力脱力で否定
しかもあんたボブじゃんか
「エミ落ちつけって」
「エミは男好きだけど、男だからって誰でも惚れる訳じゃないでしょう?」
「あそっかw」
うぉぉぉさすがクマ
即座にそう言えるクマをソラは密かに尊敬している
それに比べてエミの反応・・・
こういう反応正直むかつく
こっちにだって選ぶ権利は当然ある
なぜ自分に惚れると思うのか
不思議でならない
やはり言わなきゃ良かったと思ってしまう