　　　　　　　　　　　　　前置き　　　　　　　　　　　　　

お越しくださりありがとうございます

このブログは現在、わたしのために書いています

インプットは得意なのですがアウトプットが苦手なので

その場としてここに文字を連ねています

そんな文字たちをご既得にも読んでくださるあなたへ

心から感謝いたします

脱サラ旦那さんとダウン症のある可愛い息子と日々過ごす

そこにもっと自由（選択肢）を増やしたいと画策する主婦の

頭の中をそっと覗く感覚でかるーくご覧いただければ幸いです

インスタには詳細は書かなかったけれど

二人の先生とのやりとりで

とても印象的なことがたくさんあった

大ベテランなお二人だけあって

昔はもっとおおらかで子供を信頼した上での

子供主体、子供に任せた教育

と言うことができたのだと言うことを

具体的に教えてくださったんです

今やったら大問題になること

でも、子供を信頼しているからこそ

子供の力を信じているからこそ

子供の感情・感性を大切に思っているからこそ

だからこそできたことなんですよね

聞いていて

それが胸の奥にしっかりと響いてくる

今年の４月のようですが

文科省が「支援学級在籍の児童生徒は

半分以上の授業を支援学級で受けるように」

と言うような通達を出したそうで

大阪の「ともに学ぶ教育」が変わる？　「特別支援学級で半分以上の授業を」文科省の通知が波紋　分断危ぶむ声も|学習と健康・成長|朝日新聞EduA大阪府内で長年続いてきた、障害のある子もない子も通常学級でともに学ぶ教育の形が変わろうとしています。きっかけは文部科学省が今年4月に出した通知。特別支援学級に在籍する児童生徒は授業時数の半分以上を支援学級で学ぶよう求める内容で、保護者や先生たちからは不安の声が上がっています。

www.asahi.com

これを受けて支援担任は大変不服。。。

というよりむしろ

立腹されていたのがとても印象的でした

現場のことを何もわかっていない文科省が

そんなことを言う権限はない

そのようなことをおっしゃって

はっきりとご自分の意思を表明されたのです

これには驚きました

学校の先生というのは権力に弱いと思っていたので

特に今の学校にあっては

そのような先生方しか残っていないと思ってました

けれどもキッパリと

ご自身の信念によって判断し行動することを

明言されました

大阪府は文科省からの圧に弱い傾向にありますが

わたしはもっととまぼんくんを

３ー１に入れるようにしようと思っています！

とはっきりおっしゃいました

その理由は

息子の世界を広げたい

そして今の３ー１のクラスの子供たちは

とても優しい子が多いから

このクラスならきっと大丈夫

良い仲間になる！という確信がある

とのことだったんです

支援担任は今の社会についての違和感や

わたしが学校を嫌だと感じる自由のなさにも

一定の共感を示されました

平等と個性の尊重の両立の難しさについて

みんなと同じを求めることをよしとしてきた学校

それでいて急に個性を大事にと言い始めた社会や国

制服はなんのためにあるのか？

制服を着ることで得る安心とは真の安心か？

今はまるで戦争に向かう前のようではないか？

こんなことまでお話ししました

わたしが学校が苦手なことの理由もお話ししました

子供の頃感じていたことも含めて

もちろん全てを受け入れてもらえるわけではないけれど

それでも「想い」をしっかり受け止めてはもらえました

「わたしはこういう人間です」

それをお伝えできたことは

わたしの中でとても大きな変化でした

小学校を卒業して数十年経って今

あの頃のわたしの伝えられなかったものが

伝わったように感じました

「お母さんの想いをしっかりお聞きできて

本当によかったです。有意義な時間をありがとうございました」

と力強く言ってくださいました

３−１の担任が

通常学級は制約が多いし

しかもその傾向は強くなっているけれど

支援学級といつでも自由に行き来できるようにしたい

とにかく風通しは良くしておきますから

とおっしゃいました

それは息子だけではなく

３−１の子供たちも自由に支援学級にいくことも含めてで

すでに３−１の子供たちは支援学級にいって遊んでいて

最初は息子とは別で遊んでいたけれど

今は一緒にいることが増えたそう

先日はテストの時間に息子が３−１に入ったら

教室の廊下側の子供たち半分が

息子にグータッチをしにいったそうで

その話を聞いて

テスト中でもそれを許してくれる先生なら

信頼できると思いました

帰宅して考えてみて

これは息子の世界が広がるチャンスなんだな

と確信しました

３ー１の担任は支援担任の後輩にあたるそうで

お二人はしっかり意思疎通ができていて

価値観も共有されているのが

はっきりわかりました

だから

このお二人に任せてみようと思たんです

あくまで基本的には息子がどうしたいかを軸にして

型にはまることなく

仲間へと深めてゆく

そんなことが可能なら

息子にとってかけがえのない経験になるから

その旨を連絡帳で翌日支援担任に伝えました

持って帰った連絡帳に

「お母さんが大切にされている息子さんへの想い、しっかりと胸に刻みます」

と書いてあり

胸が熱くなりました

学校には楽しみがないとダメ

支援担任がおっしゃっていました

なんでも良いから誰に会うでも良いから

楽しみがあるから学校なんです！と

息子も楽しみながら

世界を広げてくれることでしょう

わたしはただただそれを信じて

息子の背中をぽんと

軽く押してみます

わたしと息子は違うから

息子は息子の世界を

存分に楽しんでくれると思います

「お母さんとお父さんは上手に育てられてますね

息子さんはこの先もずっと

たくさんの人に好かれる人になりますよ」

とも言っていただきました

もうこの言葉でじゅうぶん

わたしの手から息子を離す勇気を

安心感をいただけました

長くなってしまったな

読んでくださってありがとう

あなたの現実にも

優しさと楽しみを巻き起こしながら

素敵な世界が広がっていきますように

エアコンのリモコンで遊ぶ息子

息子の世界の広がりを覚悟した理由と先生方とのやりとり（長文）