授与行為を、人はイメージ・スキーマでは他動移動事象として認識しているということ。動作者が起点。授与動作が主題移動の起動力。受領者が主題移動の終点。
実際、江西省カン方言の一部は、普通話の“給”に当たる三項授与動詞が存在せず(但し普通話の影響は除く。本来の本地話で)、「わたしはあなたに本を1冊あげる。」は「わたしは本を1冊持ってあなたの所へ。」という移動事象として表現する。
そして広東語も200年前は‥‥。あとは11月の日本中国語学会全国大会で発表したい。まだエントリーしただけ。ホントに発表できんのかよ。(笑)