あ、なんか使いにくくなってる……
あとNOeSIS読破しました。二週目やります、やらせていただきます。
ま、感想とちょっとした話をポツリと……。
ネタバレは……まあこれだけ見てもハテナだと思うんで特に隠しません。
考察必須の内容ですが他人の考察が必ずしも正しいとは限らないんですよね。これってテレビのニュースとかでも言えることですが。故に、結論は自分で出すしかない。頑張れみんな!
では本題。このゲーム、嘘ばっか出てきます(笑)まあね、人は言葉を得る代償に嘘を覚えたんですよ。つまり、言葉を操るということは必ずそれには嘘がつきまとっている、ということです。果たして目の前にいる人は、嘘が嘘のまま、流されて行くのを望むのか、あるいは解き放ってくれる誰かを求めているのかは……どうでしょうか。
また、これは有名ではありますが、嘘には二つ種類があります。一つは、「誰かに気づいて欲しくてつく嘘」。もう一つは、「誰にも知られたくない事を隠すための嘘」です。後者は時に攻撃的な面を持ちますからね、他人の真実を暴こうとする物は殺されてしまう事もあるかもしれません。そして嘘を暴く事は、必ず誰かを傷つける事になる。
目的のために嘘をつく事は、聡明な事とは言えません。嘘は破滅を呼ぶんです。現実って、ひどい物ですね。
一つ、矛盾することとして、何故か嘘は共有する人を求めます。恐らくは嘘をつく背徳感を他者と共有することで誤魔化したいと思う心理からそうなるのでしょうが……残酷な話です。
記憶、というワードも大事な項目の一つです。記憶、というのは常に現在よりも過去に置かれる物ですが、例えば、仮に未来の自分が残した記憶を見ることができるとすれば……?
まあこれは少々ネタバレを含みますが……
時雨は恐らくは、自分自身が出来る事に気づいたとしても、未来は変えられないでしょう。つまりどの道を選ぼうとしていても結局とあるルートに辿り着いてしまう……のだと思います。救いはない、というわけではないですが、どの道に至るかは、彼が可能性に気づいたその瞬間から――彼が先輩と関わったその瞬間から、決められていたのかもしれませんね。「関わってしまったら、それが最後」というのはこういう事かもしれません。誰を選んで終わるかはそれこそ彼自身に委ねられますが、前述の通り、何も変わらないままで過ごすのは、不可能なのでしょう。
また、死という物について。
「人の死は何も変えない」
……これが俺の自論です。死んでも、自分の世界が今の現実から未来の現実に変わるだけです。
ではなぜ、人は死を望み、恐れるのか……。
望むのは、その先が未知であるから。恐れるのは、その先が未知であるから。
そして死が、手段と化した時に殺人は起こる。
長くなりましたが、最後。大人というのは、子供の延長線上にはない――。
染みる言葉です。作中で一番感動した言葉かもしれません。
因むと、一番好きなキャラは、千夜・一夜ですが、見てて一番心に残ったシナリオは憂姫です。なんというか……抱きしめてやりたくなりましたw
賢い人は、時に繊細な自分を守るために知識を備えていることがあると、知っておくと良いかもしれませんね。
……憂姫が一番可哀想だったけどね。うん。一夜を時雨が貰うなら俺は憂姫を貰いますよ
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小説かきます。評判よければ晒します。