こんにちは


閲覧ありがとうございます  (^o^ゞ







今日は「シナチクとメンマの違い」です。



皆さんご存じ
ラーメンの具材の定番


さて違いは???










結論から言うと




「支那竹」と「メンマ」は同じもの




原料は台湾や中国が原産の「麻竹(まちく)」という竹のタケノコ



画像はお借りしました。





麻竹を乳酸発酵させ味付けしたもの。




中国はかって「支那(しな)」と呼ばれていてその支那の竹で「支那竹(しなちく)」と呼ばれていた。




支那そば、東シナ海など意外に沢山支那は使われている。




ところが、戦争など歴史的背景があり

外務省より「支那」という言葉は使わないようにと通達があり「支那」という言葉が使えなくなった。


※ネットで「支那」は中国への差別用語だと言われていることが多いですが、
実際は差別的な意味でできた言葉ではなく、ちゃんとした中国語。


戦争により日本人が「支那人」と軽蔑して呼んでいたため
中国側から「支那」とは使わないでくれと要請があった。






そのような理由があり


「支那竹(しなちく)」と呼べなくなってしまった。






これをどう呼ぶか困ったある物産の会長が








「麺の上にのる麻竹だから、メンマでいこう!」

( ✧Д✧) カッ!!




と、突如言い始めた。




それがきっかけになり支那竹がメンマになった。

Σ( ̄[] ̄;)


おじさんのダジャレ的な発想でネーミングされたようです。







ここで竹の豆知識


広義の「タケ」は3種類に分かれる。

「竹」と「笹」と「バンブー」


竹は

筍の時には皮冠があり、成長すると皮が剥がれ落ちる。




笹は

笹類の笹は、成長後も皮がついたまま




バンブー

英語の「バンブー」と生物学の「バンブー」は違うものらしい。

竹や笹のように地下茎を持たず、株立ちをする。




麻竹はバンブー類
成長後も鎌で切れるほどの固さ。











日本の竹より柔らかい「麻竹」

とはいえ食べるには固いもの。





メンマの作り方


輪切りにしボイル


1ヶ月ほど自然発酵させ


天日干しを3~4日


それを水で戻して


味付けしている。





・・・・・。

(¬¬)



もう一度



輪切りにしボイル

1ヶ月ほど自然発酵させ

天日干しを3~4日

それを水で戻して

味付けしている。









私は言いたい














そこまでして竹が食べたかったのか?!

Σ(゚口゚;)//











人の食に関する研究心に脱帽です。






「この竹(麻竹)はちょっと柔らかめだから食べれんじゃね?」


と誰かがあきらめずに挑戦し続けたのだろうか・・・?




何となく・・

「これ煮ても焼いても食えねぇや」


と茹でた麻竹をそのまま外に放り投げてたのが

発酵し天日でカラカラになって


「ん?!水で戻してみよう!」

で戻したら・・・





真相はどうなんでしょうか???





ちなみに、麻竹は乳酸を含むため乳酸発酵するんですね。






その他に




もともと中国では豚肉を煮るときに脂を吸収させるために入れていたものらしい


日本ではラーメンの上にのせる定番だが、原産国の中国や台湾で


麺の上にのせる習慣はない
Σ( ̄[] ̄;)

日本オリジナルなんですね!








そして今



大きな問題が






何と













世界的メンマ不足!

∑( ◦д⊙)‼



が懸念されています。






産地の中国、台湾で採算面での低さから製造が敬遠されているのが原因です。




近い将来ラーメンの上からメンマが消えるかもしれません

(╥ω╥`)




そうなるとラーメンはどうなるのでしょう・・

\(゜ロ\)(/ロ゜)\(-_-)どうもなりません(笑)





トッピングでメンマ


500円とか



ちょー高級化する可能性はありますね。




今のうちに買い占めますか?

( ̄∀ ̄*)イヒッ







以上


シナチクとメンマの違いでした。






今度ラーメンを食べる時には


手間隙かかってるなぁー・・と思いながら



将来食べれなくなる可能性を感じ



噛み締めて食べて下さい。

(╥ω╥`)モグモグ





では


またお越しください(^o^ゞ