コロナウイルスが巷で確認されているなか、今年も開催が決定している「M-1グランプリ2020」。
ミルクボーイが優勝した2019年度は5046組というえげつない数の芸人がエントリーしていたが、公式サイトではエントリーが確定している芸人は9月6日時点で4499組となっており、処理が終わっていないため正確な数字は分からない。
また、今年はコロナの影響で1回戦を無観客、予選のうち3回戦を削っているため、2010年以前の合格率となっている。また、1回戦予選は10月上旬まで行われる予定であり、アマチュアあるいはフリー、結成2年以内の芸人の2回戦突破率は極めて低い。
過去に準決勝経験のある芸人はシード権があり、2回戦からの参加となる。準決勝で決勝の切符を掴めなかった芸人には、敗者復活戦の参加権が与えられる。ちなみに、準々決勝敗退でもギャオの動画配信で再生回数が最も多かった芸人は「ワイルドカード」として準決勝に追加合格が出来る。ただし、準決勝敗退の場合、敗者復活戦の権利は剥奪される。
1回戦の感想としては、素人臭丸出しのネタが多く、無観客のためスベリ倒しているようにも見える。テレビに出ずっぱりのぼる塾(欅坂てちの偽物、豚まんじゅう、36歳の田辺さん)は1回戦を通過したが、さほど面白くないため、準々決勝まで行けば奇跡だろう。ちなみに、親子漫才師の完熟フレッシュ、元気印のティモンディも、見事に高岸のキャラが空回りし1回戦で敗退。あれだけテレビに出ているのにネタを一切やらせてもらえないのはネタがひどいから?実はあの喋り方はテレビ用であり、芸人仲間のなかでは普通のトーンで話している。さらに関西出身のため、関西弁を話す。
関係ない話はそれまでにして、エントリーしている芸人がある程度分かったので書き記しておく。応援している芸人がいるかどうか確認してみてほしい。50音順にまとめた。
吉本興業(大阪)
・アイロンヘッド(準決勝進出あり)
・アインシュタイン(準決勝進出あり)
・アキナ(決勝進出あり)
・尼神インター(準決勝進出あり)
・井下好井
・Aマッソ(準決勝進出あり)
・エンペラー
・学天即(準決勝進出あり)
・からし蓮根(決勝進出あり)
・祇園
・金属バット(準決勝進出あり)
・コウテイ
・コマンダンテ
・さや香(決勝進出あり)
・シカゴ実業
・セルライトスパ(準決勝進出あり)
・ダイタク(準決勝進出あり)
・滝音
・たくろう(準決勝進出あり)
・タナからイケダ
・ダブルヒガシ
・ツートライブ
・デルマパンゲ
・天才ピアニスト
・Dr.ハインリッヒ
・トット
・ニッポンの社長(準決勝進出あり)
・ネイビーズアフロ
・フースーヤ
・藤崎マーケット (今年ラストイヤー)
・紅しょうが
・ヘンダーソン
・マユリカ
・見取り図(決勝進出あり)
・吉田たち
・ラニーノーズ
・ラフ次元
・令和喜多みなみ (プリマ旦那)
・ロングコートダディ(準決勝進出あり)
吉本興業(東京)
・EXIT
・インディアンス(決勝進出あり)
・インポッシブル
・オズワルド(決勝進出あり)
・鬼越トマホーク
・蛙亭
・カラタチ
・GAG
・くらげ(準決勝進出あり)
・コロコロチキチキペッパーズ
・侍スライス(準決勝進出あり)
・真空ジェシカ
・新作のハーモニカ
・すえひろがりズ(決勝進出あり)
・大自然(準決勝進出あり)
・田畑藤本
・ダンピラムーチョ(準決勝進出あり)
・土佐兄弟
・ななまがり
・ニューヨーク(決勝進出あり)
・ぼる塾
・マジカルラブリー(決勝進出あり)
・ミキ(決勝進出あり)
・モンスターエンジン
・ゆにばーす(決勝進出あり)
・令和ロマン(準決勝進出あり)
大手事務所
・三四郎(マセキ芸能社)
・笑撃戦隊(ナベプロ)
・東京ホテイソン(グレープカンパニー)
・納言(太田プロ)
・モグライダー(マセキ芸能社)
・四千頭身(ナベプロ)
・ランジャタイ(グレープカンパニー)
・わらふぢなるお(グレープカンパニー)
その他事務所
・ういろうプリン(人力舎)
・トムブラウン(ゲイダッシュ)
・馬鹿よ貴方は(サンミュージック)
・ぺこぱ (サンミュージック)
・ウエストランド(タイタン)
アマチュアorフリー
・ガーベラガーデン
・変ホ長調
・ラランド(準決勝進出あり)
エントリーしてるかどうか分からない芸人
・3時のヒロイン(吉本東京)前年度・3回戦
・宮下草薙(太田プロ)前年度・準々決勝
・アイデンティティ(太田プロ)前年度・準々決勝
・和牛(吉本東京)前年度・決勝4位(敗者復活戦)
・カミナリ(グレープカンパニー)前年度・準決勝
・錦鯉(ソニーミュージック)前年度・準決勝
毎年の視聴率は?
年末の風物詩として知られる当大会は、賞レースの中でも視聴率も高く、関西では特別な位置付けがなされ、決勝を見ていないと明日の話についていけないほど視聴率が高い。熱心なお笑いファンは敗者復活戦も見る。カッコ内は瞬間最高視聴率。
2015年大会 関東 17.2% (21.8%) 関西 21.4% (29.2%)
2016年大会 関東 13.5% (18.5%) 関西 23.8% (32.9%)
2017年大会 関東 15.4% (21.7%) 関西 24.0% (34.6%)
2018年大会 関東 17.8% (22.3%) 関西 28.2% (37.6%)
2019年大会 関東 17.2% (21.9%) 関西 26.7% (33.2%)