生野区とは


大阪市東部に位置する区であり、1943年に東成区から分離した。鶴橋駅を中心に近鉄、地下鉄千日前線が通っている。ロート製薬とフルタ製菓、ノーベル製菓の本社も同区にある。

最盛期の1965年頃には22万人もの人口が住む過密地帯だったが転出超過により人口が激減していた。現在は12万9000人前後に落ち着き、人口がここ数年は微増している。今でも人口密度が15,481人/km2と全国レベルでも高い。

日本一外国人が住む街 生野区

生野区は2018年9月時点で外国人登録者が27,669人おり、区内全体の人口の21.3%を占めている。

外国人登録人口最多の東京都新宿区でも比率は12.6%なので、2倍近い数値を記録する生野区がいかに外国人が多いのかが分かる。


ただし外国人といっても9割以上が韓国・朝鮮に本籍を置いている在日コリアンであり、欧米やヨーロッパ出身の外国人はほとんどいない。

ちなみに人口の2割が在日または在日二世のため、「金海」や「金山」などの金のつく名字をつけて生活している者や、「キム」や「パク」、「ヤン」といった韓国で使われる名字を使っている人もいる。


確かに生野区は外国人がいちばん多い街だった。