キャンディーズとは


1973年にデビューした3人組アイドルで、左からミキちゃん、ランちゃん、スーちゃんの順になっている。「春一番」「微笑がえし」「やさしい悪魔」などのヒット曲があり、1978年まで活動。

ランちゃんこと伊藤蘭は現在も女優として活躍中、スーちゃんこと田中好子も女優として活躍したが癌のため2012年に急逝してしまった。

元凶はスーちゃん?

1973年、お化け番組「8時だョ全員集合」のアシスタントとしてレギュラーになった3人は、その年の秋に「あなたに夢中」という曲でレコードデビューした。

キャンディーズはランちゃんメインのイメージが強いが、デビュー当初は3人の中で歌唱力の高かったスーちゃんがメインを張っていた。

しかし、ヒット曲に恵まれず、アイドルとしてパッとしない日々が続き、プロデューサーは焦りだす。

デビューから1年ちょっとが過ぎたころ、プロデューサーはランちゃんだけファン層が異なることを発見。彼女だけ明らかに「お姉さん的」だったのである。

そして1975年2月、メインをスーちゃんからランちゃんにチェンジして、曲を出したところヒット。オリコンベストテン入りを果たした。その曲こそ「年下の男の子」である。

そして「年下の男の子」で紅白歌合戦出場、翌年にも「春一番」で出場した。さらにドリフと番組をしていたこともあり、コントが非常に得意で、コント番組にも度々出演し、笑いをかっさらっていくということも。 

70年代半ばから後半、キャンディーズはテレビの人気者になっていった。

ちなみに同時期にピンクレディーがおり、スーちゃんはケイと仲が良かったらしい。