
めちゃイケが批判を受けることになったのは2年ほど前からである。では「めちゃ2イケてるっ!」の最後の2年を振り返ろう。
2016年
1月、視聴率4.9%を記録する。内容は女子向け企画だったがネット上で「ヒルナンデスみたいな企画」と批判を受ける。
2月、三中が生放送スペシャルで漫才を披露するも視聴者投票で番組クビを宣告される。その発表時の矢部の表情がネットの逆鱗に触れまた批判される。
同月、ロケ企画において出演していたガッツ石松が内容を聞くなり「馬鹿馬鹿しい」と怒って帰ってしまった。普段はあまり怒らないらしい。
3月、ドッキリ企画で哀川翔がブチギレてしまう放送事故が起こる。その内容に批判的な意見が集まり、キレた哀川翔に称賛の声が集まった。
番組スタッフをモデルにした「E村P」というコーナーが放送されていたが「内輪話はもういい」「寒い」という意見を受けてコーナーの回数を少なくした。
7月、10年ぶりに山本圭壱が番組に出演。相方の加藤浩次の山本に対する想いや本音で怒鳴り声で山本に想いをぶちまける場面がめちゃイケファンから称賛されたが、その内容がスポンサーの逆鱗に触れ、日清食品はスポンサーを降りてしまう。
箱根小涌園ユネッサンに「めちゃイケ温泉」なる施設を作るコーナーがあり、その企画中は録音笑いが被せられていたが不評だったので録音笑いを止めている。
2017年
演出に片岡飛鳥氏が復帰し、多種多様な企画が作られたが既に視聴率は壊滅的になっていたので時既に遅しであった。
2月、雪山においてメンバー全員による放送900回記念スペシャルが放送され、演出という名目でロバート秋山が出演するも「つまらない」「下品だ」とメンバーたちに批判が集まり、ネットで不評に。
4月、全編ドッキリ企画を放送したスペシャル回において川島邦裕 (くっきー) 初登場。
8月、スペシャル回で視聴率4.5%と2016年1月の最低視聴率を下回る。
9月、後藤淳平の新居でカレーパーティをするという名目でリビングをカレーまみれにするという内容が放送され「意味がわからない」「頭おかしい」といった激しい批判を受ける。
11月、めちゃイケ打ち切り確定。
12月、スペシャルで「抜打ちテスト」と「数取団」が復活。視聴率12.1%と久しぶりの高視聴率を記録する。
2018年
1月、中居正広と最後の「日本一周の旅」を放送。内容も良かったものの視聴者の興味を引き付けることはできず6.4%と低迷してしまう。
2月、「シンクロナイスドテイスティング」を放送。山本が10年ぶりに企画に復帰。選手として参加していたとろサーモン久保田の悪態が目だつ結果になり、「とんだ茶番」「あいつはいらない」と批判される。
同月、「爆裂お父さんファイナル」を放送。サプライズとして加藤浩次の家族全員が出演し、夫の狂犬ぶりエピソードを明かすシーンがあったが、武田真治が提案した「みんなでミュージカルをしてみたい」という要望に答えてミュージカルをしたものの「時間稼ぎ」「何が面白いの」「しょうもな」という否定的なコメントが目立った。
同月、矢部とあまり印象を残せなかった敦史がニューヨークにてメンバーたちから頼まれた物を買いに行くおつかい企画が放送されたが、ネット上でイッテQの出川のおつかいに酷似していると指摘された。
3月、「めちゃイケネタNo.1決定戦」にてメンバー全員が新作ネタで笑いを取るなか、ナイナイだけテツandトモのパクリネタを行い「お笑い素人が」「オワコン芸人さっさと消えろ」と炎上。
同月、最終回。「シャンプー刑事」「プロレス極楽同盟」「7人のしりとり侍」「Mの三兄弟」「クイズ濱口優」が放送された。ファンからは歓喜の声が相次いだが、ネットでは賛否両論に。視聴率は9.5%、裏番組に「オールスター感謝祭」と「月曜から夜ふかし」があり、視聴率で負けてしまう。
これがめちゃイケ打ち切りまでのシナリオである。