寅さんとは
「男はつらいよ」でおなじみの葛飾は柴又生まれの下町育ちの江戸っ子気質な放浪人であり、全国各地を旅している。渥美清といえばコレと思う人も多いだろう。1996年に68歳で亡くなってしまった。柴又駅には銅像がある。
死因はハブ....?
1968年にテレビドラマとしてスタートした「男はつらいよ」。
人情味あふれるホームドラマだったが、最終回は視聴者が「えっ?」と思う内容だった。
最終回、寅さんはハブ酒で一攫千金を狙おうと単身で奄美大島に乗り込んだ。
草をかき分けてハブを探す寅さん。
しかし悲劇が....。
ハブを見つけた直後にハブに噛まれてしまい全身に毒が。
助けも来ず、全身に毒がまわっていくなか、寅さんは妹のさくらのことを思いながら死んでいってしまう。
そのホームドラマでまさかの「ハブに噛まれて死ぬ」というオチに視聴者はたいそう不満だったそうで苦情の電話が殺到。
「なぜ寅さんを殺したのか」
テレビ局はその視聴者の希望に応えるかたちとして映画化された。
それが48作続いていくのだから驚きだ。
たしかに寅さんはハブに噛まれて死んでいた。