百人一首とは
その名の通り主に平安時代に活躍した歌人や皇族100人が歌った短歌をまとめたものである。
よく最近では小中学校で授業の一環で使われたりする。暗記物が苦手な人は苦労したはず。
絶対に覚えられる暗記法ってなに?
それは上の句と下の句の最初をむりやり文章にこじつけて暗記する方法だ。
たとえばこの例でやってみよう。
大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもせず 天橋立
という歌。
全部覚える必要は全くない。
最初の「おおえやま」と下の句の最初の「まだふみもせず」だけ覚えればいい。
読み手が「おおえやま」と言ったら「まだふみ」と書かれている札を探せばいいのだ。
実際に検証してみた。
実践前は一対一で100枚中8枚しか取れなかった小学6年生の男の子にその覚え方をしてもらった。
例
いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふここのへに にほひぬるかな
→いしへの けふここのへ
もろともに あはれと思へ 山桜
花よりほかに 知る人もなし
→もろともに 花より団子 (団子は文章にして覚えるためのこじつけ)
というように1週間全力で覚えてもらった。
すると8枚しか取れなかった男の子は37枚取れるようになった。
確かに百人一首を簡単に暗記する方法があった。