ソウルとは
韓国の首都であり経済と文化の中心地である。人口は1000万人を超え、都心の地価が急上昇し、郊外には大規模な団地が建設されたりと経済発展が目まぐるしい。
韓国人の国民食と言われているキムチはソウル市内のスーパーで日本と同じように商品化されて陳列棚で売られている。
100年前は悪臭都市....?
19世紀末の韓国は発展途上だった。
道端には馬の糞などが撒き散らされ、土を掘って作られた生活用水路には処理しきれていない汚物が溜まり異臭を放っていた。
ソウル市内を流れる川は濁り、その濁った水を使って洗濯したり、料理に使ったりしていた。
発展途上のため、学校制度はなく認字率は低く文字はなかった。医学も発達しておらず呪的治療法などが行われていた。
ちなみにその当時の日本とアメリカはこんな感じ。
日本は1910年に韓国を日本の領土にし、植民地とした。
日本政府はすさんだ環境を打破するために市内に電線を引き、郊外に食物供給のための田畑を耕作した。
日本人は耕作技術が乏しかった韓国人に肥料の作り方をいちから教えた。
都市整備を行い、路面電車を走らせた。
学校を配置し、女学校も作った。
日本同様の教育を施し、ハングル語と日本語どちらも教えた。
医療も日本人の医者を韓国に送り込み、みるみる発達。30年で平均寿命を24歳から当時最高レベルの50代後半まで延ばした。
韓国は日本の支えなしでは成長しなかった。
1948年、大韓民国建国。
現在、ソウルの昔の町並みは京都の祗園同様に綺麗に整備されている。
確かに韓国は100年前は悪臭都市だった。