「ボケて」とは
大喜利でおなじみの「写真で一言」に簡単に参加できるサイトで、数万人が登録し、日々写真が投稿され、評価がつけられていく。
しかし、評価が明らかにおかしいのだ。
面白くてもシュールなものやひねくったものは全くといってよいほど評価されないのだ。
わかりやすくいうと全盛期の松本人志や板尾創路の世界観は全く評価されないに等しい。
逆に普通の人からすれば「ハァ?これ何が面白いの?説明して」ってなるようなボケやアニメの画像では「そのアニメを見ていないとわからないボケ」がやたら評価されて、後の面白いものはやがてクズ箱行きだ。
めちゃイケに例えるとわかりやすい。最初、漠然とした「平成のひょうきん族をめざす」といって始まった番組は試行錯誤を繰り返し、やがてその新しいお笑いに挑戦する姿が視聴者に注目されるようになり、人気番組になった。しかし人気番組になると、どの番組にも手抜きが目立つようになる。めちゃイケも2009年に番組を1から作り上げたプロデューサーが辞めた。そこから番組はゆがみだした。面白いところを切り取ることをやめ、感動路線に走ったり変わったことをはじめた結果、つまらなさが露呈し視聴者が減った。
YouTubeも創設時は自分の飼い猫の動画や自分の特技を撮影して投稿するなど健全なネットサービスだったが、現在は無断転載が横行したり、テレビの画面をスマホで撮影して収入を得るなどの悪徳を働く者まで現れた。まさにスラム街になっている。
ボケても同様で最初は大喜利が好きな人たちがこぞって参加しセンスのある回答が公正に選ばれていた。しかし人気が出るとセンスのない輩が介入する、人数が多くなると評価基準は次第に雑になっていく。まともな評価を得られなくなった「センスのある人」が辞めていった。
残っているのはそのセンスのない人たちで、センスのある人からすると「はあ?」となる回答に星をつけていく。なぜならセンスがないので不謹慎で笑えないものやしょうもない自己主張を見て面白いと思うからだ。
そのしょうもないやつらが集まっているところにセンスのある人間が介入すると「はー?なに言ってんのわからんわー」と評価されない。
だから「エンタの神様」で腹をかかえて笑っている小学生のガキが、「すべらない話」を聞いても「面白いのかどうかわからない」と取るのと同じ。
だから「ボケて」で星をつけている集団は低能なのだ。
こんなセンスのある人間が不快になるサイトはとっとと閉鎖しろ。
頭がマジでボケてるからつまらないんだよ。