視聴率20%の超人気番組「世界の果てまでイッテQ」を厳しい目で批判してみる。

叩かれることは承知で書いてみる。

1、下品

女芸人が旅館の浴衣を着て世界各国のアトラクションに乗ってリアクションをする「同好会」はハッキリ言って下品だ。特に間に挟んでくる宴会のくだりは下品そのものであり食事時に見たくない。黒沢が変な歌を歌って踊ったりするところはさすがに笑ってしまうが、後は無能の集まりである。

2、無茶を言い過ぎている

番組の顔になりつつあるみやぞんだがスタッフは無茶を言い過ぎていると思う。「5日以内にコマ回しの技を20個覚えて大会に出る」とか常人には理解しがたいことを要求するのはどうかと。みやぞんの素直さとひたむきさがよくわかるがこれでは可哀想だ。

3、ガキ目線

この番組は大人向けではなく確実に「ガキ」目線で番組を作っていると思う。「トンチンカンな英語で外人と話す」「ブサイクな女芸人のジェットコースターでの表情を撮って笑う」などの子供が好きそうなことを全力でやった結果、子供からの評価は絶大で好きな番組1位にランクインした。

親は子供が見たい番組を優先するため、自然にチャンネルを付けて面白い面白くないに関係なく見てしまう。昔でいう「とりあえずめちゃイケ付けとくか」と同じレベルである。めちゃイケも「数取団」や「色取り忍者」をやっていた頃は学校でこのゲームが流行るなど子供からの支持も絶大だったし、「やべっち寿司」「夜のかま騒ぎ」など大人向けのトークコーナーもあったので親子どちらも楽しめる番組だった。

「イッテQ」は子供はすすんで見ているが、年寄りは見てない。

ただ子持ち夫婦の割合はまだ多いため、視聴率20%を取ることはまだ簡単。

ちなみにフジテレビが去年「アナ雪」で19.7%もの視聴率をあげている。