ドラマにまつわる説を用意しました。
こちら。
「1リットルの涙」を越える泣けるドラマ存在しない説である。
1986年に刊行された「1リットルの涙」という本があり、脊髄性小脳変性症という難病におかされ25歳という若さで亡くなった少女が病気発覚から亡くなるまで、10年にわたりノートに綴られた日記を書籍化。
2005年にその実話を基にフジテレビ系列で放送されたドラマで、不治の病と闘いながらも懸命に前に前に進もうとする少女を中心に物語が描かれている。「脊髄小脳変性症」という進行形の難病で次第に四肢の機能が悪化する、平衡感覚が取れなくなる、食事を取ることが出来なくなる摂取障害、言語障害などを伴い、現代の医学では完治できないとされている。あまりにも可哀想で残酷な運命を背負うことになった少女とその家族の葛藤を描いた内容が大反響を呼び、号泣しながらドラマを見る人が続出。最終回の視聴率は20%まで上がり、10代の視聴率は30%近くまで上がるなど関心が極めて高かった。
さらに放送開始からホームページには「頑張って」「病気に負けるな」といったコメントが殺到し、放送終了1年後までメッセージが送られた。
このドラマの主演である沢尻エリカや出演者の錦戸亮は当時無名であったり俳優として未知数であったが体当たりの演技が高く評価され知名度が上昇。母親役の薬師丸ひろ子も演技が非常に良かった。
このドラマは社会に大きな影響を与え、この年の「子供に見せたい番組」1位になった。親からは「改めて命の大切さを実感した」「障害について認識し直す良い機会になった」などの意見が寄せられた。
事実、放送翌日の学校には昨日泣いて目を腫れさせた女の子がいっぱいいた。特に思春期ぐらいの女の子は主人公が高校生ということもあって感情移入しやすかったのもある。
個人的にはこのドラマを越える感動作は作れないだろうと考える。24時間テレビのドラマよりも内容が濃かった。
1、本人たちの要望
本編には恋人役として錦戸亮がいた。それはドラマ化にあたり「彼女にも恋愛をさせてあげたかった」という著者の母親の要望をフジテレビが汲み取ったものである。
2、肖像権
ドラマ化にあたり、名字は著者とは違う名字に変えている。
著者の父親はサラリーマンであったが、ドラマ化にあたり人情味のある父親像を出すために設定を豆腐屋にした。
さいごに
この記事をみて何とも思わない人間はハッキリ言ってクズだと思う。反応ぐらいするべきだと思う。