日テレが絶好調である。しかし日テレの番組で思い当たる節が....
1、司会不要説
番組の司会進行をするMCが日テレには不要なのだ。なぜなら司会という仕事をしなくても番組が進むからだ。
日テレはVTRをまとめた番組だらけなので司会は楽すぎる。
・ヒルナンデス (南原清隆)
・世界の果てまでイッテQ (内村光良)
・ボンビーガール (山口達也)
・有吉ゼミ (有吉弘行)
・笑ってこらえて (所ジョージ 佐藤栞里)
2、お笑いの芸の質が悪すぎる説
「最強女芸人決定戦 W」
日テレが去年はじめた賞レースだが、不評である。なぜなら審査員は「M1」などと違い、番宣扱いの俳優や女優だったからだ。M-1グランプリと比較してみよう。
審査員 (M-1グランプリ2017決勝戦)
・松本人志 (ダウンタウン)
・上沼恵美子 (元海原千里・万里)
・オール巨人 (オール阪神・巨人)
・博多大吉 (博多大吉・博多華丸)
・春風亭小朝 (落語家)
・渡辺正行 (元コント赤信号)
・中川礼二 (中川家)
優勝 とろサーモン (吉本興業)
準優勝 和牛 (吉本興業)
3位 ミキ (吉本興業)
審査員 (最強女芸人決勝戦 W)
・ヒロミ (B21スペシャル)
・生瀬勝久 (俳優)
・新川優愛 (モデル)
・吉田沙保里 (レスリング日本代表)
・柴田理恵 (WAHAHA本舗)
・若槻千夏 (元モデル、タレント)
・スタジオ観覧者330人
優勝 ゆりあんレトリィバァ (吉本興業)
(決勝戦で2位にダブルスコアをつけて優勝)
見たら分かる通り、M-1グランプリは春風亭小朝を除くと全て漫才師である。(小朝も落語家である)しかし、Wはお笑いのプロとは思えない人ばかり。
さらにWは出演エントリーが少ない割に賞金がM-1と同じ1000万円ということで「1000万円の価値が薄れる」と批判が殺到。
山田邦子もエントリーしたが参加費を要求された挙げ句に自身を宣伝文句にされたことに違和感を覚えて出場を辞退。さらに友近もネタに使う小道具がスタッフのミスで用意されておらずネタが出来ずに辞退している。
ちなみにこの大会に平野ノラとブルゾンちえみは一切参加の意思を示さなかったという。
視聴率は13.6%でまずまずだったがこれは絶好調の日テレだからこその数字でお笑いの本場である関西の視聴率は関東よりも低かった。
個人的にいうとクソつまらなかった。よくこれで決勝行けるなと思うほどネタの完成度が低かった。忘年会レベルのネタばかりだったので2度としてほしくない。ゆりあんが優勝したのも消去法的な感じがした。これで1000万もらえるのか、M-1で優勝し損ねた和牛はどういう感情で見てるのかと思った。
これが日テレのお笑いの実力である。エンタの神様もゴリ押しでありつまらない。もう程度の低い小学生や頭の悪い大人しか相手にしていないのが見え見えである。
お笑いという所ではやはりフジテレビには勝てないだろう。
フジテレビは現在も特番で「ENGEIグランドスラム」、レギュラーでは「ネタパレ」「脱力タイムズ」という深夜番組があるが普通に面白い。視聴率は日テレの方が高いにしろ番組の質はコチラの方が優れている。
フジテレビは「面白いやつら」が集まってバカなことをしているイメージがあるが、日テレは「本当は暗いやつら」が無理して盛り上がっているように見えて仕方がない。
「ZIP」が悪い例で桝太一がマラカスやハープを演奏して「アミーゴ!」とか「マーメイド!」と言ってドヤ顔をしているのを見るとなんだか辛い。本当はそんなことしたくないんだろうなと感じる。さらに川島海荷の後ろにいるやつらは何のためにいるのか存在意義が見当たらない。なんで朝に田中直樹を選んだのか未だに分からない。とにかく胡散臭い。
10年前にスッキリで何で朝に加藤浩次なんだろうと首を傾げたことがあるが、馴染んでしまった。
とにかく何を言いたいかというと日テレは胡散臭い。つまらない!以上。